春が来た。「生命力」を呼び覚まそう。
今日は「啓蟄」の日だ。暖かくなって、冬眠していた虫が春の訪れを感じ、穴から出てくる。二十四節気では今日から20日の春分の日までを「啓蟄」としている。
春が来たのだ。
ここ2ヶ月ほとんど家で固まっていて、文字通り虫(あるいは熊 笑)の冬眠状態だったのだが、今日はいよいよ穴から出で、再起動だ。
このところコロナ騒ぎで正直不安だったし、予定していた仕事が不透明になったりでずっと落ち込み気味だった。
でも昨日は久々にぐっすり寝たせいか、今朝はすこぶる元気だ。
早起きして、しばらくサボっていた瞑想をやった。
瞑想アプリが最後に「今のあなたの気持ちを一言で表してください」と聞いてくる。
頭にぽんと浮かんだ言葉が、
「バイタリティ」。
生命力、という言葉だ。
自分でも忘れていたけれど、生き物にはすべて、「生きる力」が備わっているのだ。
いま世界中で今猛威をふるっている「敵」。
直接毒牙にかかっていなくても、そこはかとない未知への恐怖、未来への不安にやられてしまっている。
まずい。
このままだと敵の戦略にまんまとはまり込んでしまう。
今こそ「生きる力」を発動させるときだ。
身体の奥に眠っていた生命力をたたき起こそう。
すべての行動は、自分を、家族を守るためだ。
誰かにやらされるとか、まわりの空気を読む「自粛」ではない。
生命体としての自分を守る「自衛」なのだ。
主体を自分以外の人に置いたとたんに、気持ちは小さく卑屈になり、命はますます弱くなる。
それではウイルスという敵の思うつぼではないか。
病気に関して、ご心配をおかけした皆様、ありがとうございました。
顔面麻痺はまだ残っておりますが、私はもう大丈夫です。
「心の床上げ」本日完了です。
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