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偉大なり、Facebookメッセンジャー。

ステロイドと抗生物質の大量点滴の影響がまだまだ尾を引いていて、免疫力が下がっているため2月いっぱい静養をすることにした。その間人前には出ずに家でおとなしくしている。正式復帰は「啓蟄」の日の3月5日。春を感じて土の中から這い出る虫のように、自分も外に這い出ようという算段だ。その頃には顔面麻痺も少しはよくなって、マスクなしでもいけるのではという希望的観測もある。

とはいえ、仕事は停めるわけにはいかないので通常運転している。

今佳境に入っているのは、3月リリース予定の「麺」と「日本酒」の商品開発。両方とも春がテーマということもあり、同時進行で急ピッチで進めている。

実は商品開発をさせていただくのはこれが初めて。これまでやりたくてもご縁がなかったのだが、今回機会をいただき、福島で100年続く老舗の乾麺メーカー「やない製麺」様と、福島市唯一の酒蔵「金水晶」様の新商品をプロデュースさせていただくことになった。

麺のほうが先に進んでおり、3月初旬にリリースする。こちらは福島の新しいお土産品として企画、とりわけ3月30日から始まるNHK朝ドラ「エール」で福島に訪れる方に買っていただけるような商品を想定している。

パッケージデザインは昭和レトロなデザインを得意とする地元のデザイナー小池晶子さん。古関裕而氏の時代の雰囲気の素敵なデザインを考えてくれて、年明けからはデザインの詰めをずっとやっていた。特にこの1週間はFacebookのメッセンジャーで一日何度もやりとりを行い、昨日ようやくパッケージの最終デザインが決定。最終稿は思わずじーっと見惚れてしまうぐらい満足するデサインとなった。

それにしても偉大なのはFacebookのメッセンジャーだ。これがなければこんなにテンポよくやりとりができなかった。健康を損なって外出がままならない身になるとおさらその価値に気づく。

メッセンジャーアプリは他のものも使っているのだが、プッシュ機能で「すぐに気がつく」という点と、仕事相手に新たなアプリを使ってもらわなくても済むというSNSならではの使い勝手の良さ、すぐに通話にも切り替えられる点において、やはりFacebookはナンバーワンだと思っている。LINEグループも使っているが、ドキュメントが入る場合はスマホだけのプラットフォームは不便だ。スマホとPC、両方シームレスに使えるという点でFacebookに軍配が上がる。セキュリティに厳しい企業さんとのやりとりでない限りは、仕事のコミュニケーションツールは「Facebook最強説」は私の中ではまだ崩されていない。

仕事と関係ないところでも、いろんな方からメッセンジャー経由で励ましをいただいた。これがなかったらもっともっと落ち込んでいたと思う。

偉大なり、Facebookメッセンジャー。これまで10年にわたる何万という個人的なやりとりのすべてをFacebookがデータとして保持していることはわかっていても、やはりこの便利さと恩恵は手放せないのである。




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