明日の私が「昨日の私はよくやった!」と胸を張れるような今日を生きたい
未来の自分が現在の自分を振り返ったときに、「過去の自分は精一杯生きていたんだ!」と言えるよう、現在を精一杯生きたい…と私は考えています。
現在の自分は、過去の自分に支えられいる。
そして、未来の自分が胸を張れるように、現在を生きる。
過去・現在・未来が一体となって、私は〈いま・ここ〉を生きている。
「生きる意味」とまでは言えないかもしれませんが、この生き方を大切にしていきたいと思っています。
きっかけは、高校時代にお世話になった先生からの話でした。
「過去・現在・未来は一体なのだ」という主旨でした。
初めのうちは、何とも腑に落ちませんでした。
しかし、大学受験の真っ只中で、「未来の自分が後悔しないように勉強しよう」と考えるようになりました。
そのうち、「昨日の自分から励まされ、明日の自分を励ますよう、今日の勉強を頑張ろう」と、自分なりの動機付けをするに至りました。
そんなことを思い出したのは、出身高校の吹奏楽部の定期演奏会のライブ配信でした。
毎年、部の伝統として最後に演奏される曲があるのですが、イントロを聴いた瞬間、目から大粒の涙がこぼれ落ちるのです。
「高校時代、自分は精一杯生きていたんだった!」と、ふと思い出されたからです。
今は、人生の長期休暇中。
家族関係で心も身体もボロボロになり、仕事も辞めざるを得ず、障害福祉サービスをできる限り利用しながら生活を再建している最中です。
早朝に新聞配達をして学費を稼ぎ、朝と放課後の部活の練習に取り組み、夜は勉強に集中する…40代の私には到底こなすことのできない、高校時代の私の日課。
経済的に苦しい家庭環境を恨み、自分を卑下しつつも、その泥沼から這い上がる手段として、大学受験に立ち向かっていました。
そんな高校時代の自分の踏ん張りを思い出し、「このまま人生を終わらせてたまるか!」と奮い立たされました。
高校時代の自分を悲しませてたまるか。
未来の自分が胸を張れるよう、今を生きよう。
今は、精一杯、自分の心と身体を休めよう。
あの曲のおかげで、大切なことを改めて確認できました。
過去の自分に勇気をもらい、未来の自分に勇気を与える。
そんな〈いま・ここ〉を、私は生きていこうと思います。
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