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#16 物事を考える5つの思考力

数あるnote記事の中から、ご覧いただきありがとうございます。

くまぱんだ🐻🐼です。

いろいろな思考で考える力【思考力】を高めたいと思っています。


最近、読んだ本が面白かったので紹介します。

頭のいい人だけが解ける論理的思考問題
野村 裕之(著者)
ダイヤモンド社


この本には物事の考え方がクイズ形式で出題されています。

ボールペンと消しゴムは合わせて110円
ボールペンは消しゴムより100円高い。
では消しゴムの値段は?

頭のいい人だけが解ける論理的思考問題

これ、答えは「10円」ではありません。
答えは、ボールペンが105円。消しゴムが5円です。
おもしろい問題ですよね⁉️

こんなの問題が67問あります。


ある物事について

・論理的に考える = 論理的思考

・別方法を考える = 水平思考

・疑ってみる = 批判的思考

・俯瞰して全体みてみる = 俯瞰思考

・視点を変えてみる = 多面的思考

を考えることが大切ですね。


この本では上記について、分かりやすく書かれていました。
私なりにアレンジしてご紹介をします。


1.  論理的に考える

今日は会社に出勤する日です。
「朝起きて、空を見たら、雲が多く、天気予報を見ても夕方に雨が降りそうな予報。ということで傘を持って行こうと思います。」

これは一般的な最もシンプルな考え方です。
ある物事に対して、論理的に考える論理的思考(ロジカルシンキング)です。
雲がある→雨が降りそう→傘を持っていくという考え方ですね。
その情報を根拠としては、矛盾なく適切に判断する方法です。

2.  別の方法を考える

「玄関で傘を持っていこうと思ったけど、今日は荷物が一杯だと気づきました。
どうしよう?」と思いました。

そんな時はこんな考え方をします。
・今日はレインコートにしよう。
・今日は会社にいかないで、家で仕事できないか?

これは水平思考(ラテラル・シンキング)という考え方です。

行き詰まったときに、思い込みや常識を捨て、新しい手法を生み出す考え方
先ほどの論理的思考(ロジカルシンキング)が
雲がある→雨が降りそう→傘を持っていくと縦に考え進めるのに対して「別の方法はないのか?」と横に考えるため、水平思考と呼ばれます。

今日は荷物が一杯だから傘持てないと行き詰まっている問題に対して、「他に何が考えられるか」という風に考えて、これまでとは異なる解決策や打開策を考える思考です。常識にとらわれず、自由な発想でアイデアをうみだすことができます。

3.  疑ってみる

ふと、こんなことも考えました。
「雲があるけど今日は雨降るのか?雲以外に気にするべきところはないのか?天気予報はあたるのか?」などを考えます。
「そういえばあの天気予報士はよく天気外しているな?」みたいな考える方法。

これは批判的思考(クリティカル・シンキング)といい、既存の方法を鵜呑みにしない考え方です。

先ほどの1.論理的思考や2.水平思考の2つの考えに対して、3.批判的思考は前提となる情報に疑問を持って考えて、本質を見抜く力です。
現状の事実や課題に対して「本当にそうだろうか?」という視点で過程や要素を振り返り、矛盾点を確認する考え方です。

4.  俯瞰して全体をみてみる

ということで私は3.批判的思考を信じて、私は傘もかっぱも持たずに会社に出かけることにしました。

会社で仕事が終わり、夕方になりました。
家に帰ろうとすると急に雨が降ってきました。

「なんだよ。今日に限って天気予報士あたったじゃん?」とがっかりしています。

そんな時、空を飛んでいる鳥の目線になっていて考えてみましょう。

・カバンを傘がわりに走っている人
・雨宿りしている人
・雨を気にせずビチョ濡れの人
などみえてきます。

このように急な雨で傘がなくて困っていたとしても、視野を広げて周りを俯瞰すると、あらゆる選択肢が見えています。
その状況をみながら、自分にとって最善策を選ぶ姿勢が大事ですね。
今回は鳥の目線で例えましたが、自分が見ている目線だけにとらわれず、全体像を把握したうえで考える。これは俯瞰思考という考え方です。
「全体像はどうなっているのか?」と広い視野や状況を眺めることで、見えていなかった情報や可能性に気づき、新たな発想や解決策を見い出すことができます。

5. 視点を変えてみる

会社のビルにはコンビニが入っていました。
ということで、コンビニに入り、傘を買うことにしました。

「なんだよ。傘かレインコートを持ってくればよかった」と思います。

でもそんな時は多面的思考を使ってみましょう。
多面的思考は、視点を当てる角度を変えるイメージです。
例えば、急に雨が降ってきたというトラブルもコンビニやその先にある傘を作っている会社の視点に立ってください。コンビニや傘を作っている会社は、雨が降ったことで、傘の売上があがる嬉しい出来事です。
雨が降ってきたという事実も、視点を限定せず、違った見る視点を変えると
それまで見えていなかった別の事実がみえてきます。
ひとつの視点に偏って、考えず、あらゆる側面みることは大切ですね。

まとめ


世の中で起こっていることはこの「雨と傘」みたいにシンプルではありません。
でもこの考え方自体はとても大切です。

いまの時代Googleが、あたかも私たちが興味があると思われる情報を提供してくるため、私たちの情報は偏ったバイアスがかかりやすい世の中です。
なので、このバイアスにかからないように意識して日々行動することが重要です。

ある物事の考え方について、いろんな思考で考えるヒントになれば幸いです。

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