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悩んだ時に見るファシリ取扱説明書

皆様初めまして

誰向けの記事なのか
この記事は、大学生や高校生などのディスカッションやプロジェクトを進めていく方に向けて話させてもらいます。
少し企業などで働いている方には向かない話かと思いますが、よろしければ参考にしていただけたら幸いです。

今回は、ファシリの取扱説明書を書かせてもらいます。
全て私の実践してきたことや持論なので、いいと思わないことは実践しないでいいと思いますし、少しいいなと思ったら使って見てください!

今回の記事の取扱説明書

この記事は、項目ごとに説明していこうと思いますので
目次から飛んでもらう形で進めていこうかと思います!
早速始めていきますよ!


ファシリの重要性

皆様の思うファシリの重要性ってどんなくらいだと思いますか?
私の思うファシリの重要性は、グループの中で一番か二番目に重要度が高いのでは?と思っています。

その理由は、ファシリの進め方でグループの進行度が大きく異なるからです。

ファシリが、時間を決めて今日何をやるのか、どこまでやるべきなのか、
こんなイメージで進めていこう。
この一言があるだけで、チームとしての士気や考えのまとまりが出て
チームでの進みが一気に変わります。

ですがその分、ファシリの仕事量はとても多いと思われます。
私自身がやっていることとしては
毎日朝、「今日はどこまで進めよう」「どこまで行けたらいいかな」
「前回どこまで進んだかな」「前回いなかった人いるし、共有から始めようかな」などなど、チームの指揮をとると言うことは、チームのことを一番知っておかないといけません。

仕事量は多いですが、その分ファシリはやりがいのある役割で
チームの良し悪しを全て自分の力で変えることが出来るので
私はとてもこの役割にやりがいを感じています。

この話のまとめ
→ ファシリは、チームのリーダーであり、キャプテンです。
  チームの良し悪しを全て決めてしまうくらいの責任を持っています
  でもそれだけやりがいがあり、楽しいですよ!


どんなファシリがいいファシリなのか

皆様が思ういいファシリはどんなのでしょうか?
私の思ういいファシリは、スケジュール管理、時間管理をしながら
チームメンバーの良いところを全て引き出すことが出来る人
ですね。

三つ話しましたが、一番重要なのはスケジュール管理です。

ファシリをやるのであれば、一番最初に
今日やることをチームメンバーに共有しましょう。

この仕事をやっておけば、ファシリとしての仕事は終わったようなものです

ファシリの主な仕事は、指揮を取る航海士の役割なので
ここだけは忘れずファシリに取り組みましょう。

ですが、初めのちょこっとだけ話をしてもう話さなくなるのは
少し嫌ですよね。。。

ですので、話始めた後の軌道修正の仕方についても書いていこうと思います。
あ、あとチームメンバーの力の引き出し方についても話しますので、そちらも確認あれ


軌道修正の仕方

初めに、スケジュールの共有は行ったものの、だんだんと話がずれていってしまう時、ありますよね、、、

そんな時こそファシリの腕の見せ所ですよ!

話がどんどんずれていってしまう時、
話を戻しましょう!!

簡単ですよ、話を止めましょう。
「今はちょっとその話じゃないよ」
って、ちょっと嫌な仕事ですけど、、
これをやるだけで全然違います。

話を止めるときも、優しく言いましょうね
怖がらせるようなことをしてはダメです。

話を止めたら、絶対やった方がいいことがあります
なぜ止めたのか、理由を言いましょう
今はなぜこの話をするべきではないのか、なぜ止めさせてもらったのか

チームメンバーからしたら、急に話止められて
「何?」ってなりますよね
なので、今止めるべきだった理由をしっかり共有しましょう。

理由を言った後は、今やるべきこと、どんなことをイメージしながらやらないといけないのか、この話のゴールはどこなのか
ここもちゃんと共有しましょう。

これが軌道修正のやり方ですね。
ここが自分的に、ファシリの腕の見せ所です。


チームメンバーの力の引き出し方

ここもファシリの腕の見せ所ですねぇ

これは、簡単ですよ

全て話させる
です!

チームメンバーが、何を思って、なぜそうなって、結論なぜそうなったのか
全て話させましょう。

そうすることによって、他のチームメンバーは感化されるし、考え方などを共有しやすいです。

理由を聞くことで、チームメンバーは全て言語化しようとしてくれます。
それがまず、その子の引き出しを増やしているのと一緒なので
チームメンバーの力を引き出しつつ、成長にもつながる

という、一石二鳥な感じになります。

他の力の引き出し方だと、ちょこっとしたアイデアをあげる
と言う形ですね。

ジャンプしないと届かないところに、少し踏み台をあげるイメージです

ほんとに簡単なことで大丈夫ですよ
ちょっとした考え方だとか、自分は今こう言うことを聞きたいんだよ
と言うイメージを共有する感じです。

チームメンバーの中には、アイデアが思いつかないのではなく
今何を考えるべきなのか、どう言うことを聞いてきているのか
わからず止まってしまっている人もいます。

そんな方達に、イメージを共有する。
これが意外と大切なことだったりします。


雰囲気をどうやって保たせるのか

これはちょっと難しいですよ、、
会議だとか、話し合いってなると
反対意見だとか、難しい話がたくさん出てきますよね。

そうなると、少し静かな雰囲気だとか、暗い雰囲気になることが多いんですよね。

ですが、そんな雰囲気ってただただ、意見や話がしにくいだけの空間だとは思いませんか?

そこをファシリの腕で、楽しく意見が言いやすい雰囲気に変えてしまいましょう!

前提条件
仲良くなりましょう。

これから出てくる全ての話、仲良くなる方が簡単に進めることができます。

ここの話では、自分が気をつけていることなどを話していきますね

意見を否定しない
これです。yesフィードバックを意識してください
せっかく意見を言ってくれてるんですから、その意見を否定するのなんて後からでいいんですよ

一旦意見を出してくれたことに対して、感謝を述べましょう。
「いいね!」「ナイス!」「めっちゃいい意見だすやん」
なんでもいいです。
もう一度意見出そうかな、と思えるような言葉を添えましょう。

その後、自分の思うことや
少し修正したほうがいいものができそうだな
と思うときは、
「いいね!」「でも、それだったらこういうのどうかな?」
だとか、相手の意見は否定せずに代案を提案させてもらう
このような形で進めていくといいかなと思います!


話に参加できていない人がいる時ファシリがやるべきこと

この話をする前に、前提条件としてやる気がない人のやる気を出させる方法や、話に参加する気がない人を参加させる方法ではないのでお願いします。

やる気はあるんだけど、なぜか話に参加できていない。
こう言う人たちがチームメンバーにいる方に向けて話させてもらいますね。

こうなってしまってる理由は大きく分けて2つあると思っています。

1つ目、やるべきことについていけてない
2つ目、話が難しくてついていけてない

それぞれ解決法を出していきますね。

1つ目の場合は、これは簡単ですよ。
何回もやるべきことを言うんです
それか、ずっとパソコンなどに映して
チームメンバーがいつでも見れるようにするなどですね。

少し噛み砕いていうともっと伝わりやすくていいですね!

ここで1つ注意点なのですが、
やるべきことがわからない。
 ↑ 初めに話を聞かなかった人が悪いではないですよ

聞きたくても、聞き逃してしまった人
しっかり聞いたけど、少し理解しにくくてわからなかった
色々な人がいます。

私が思うに、そう言う人がチームメンバーの中に出てしまっているのは
ファシリのせいだと思っています。

ファシリの自分が、聞き直せる状況を作れなかったのが悪い
と私は考えています。
その人を責めるくらいなのであれば、自分を責めましょう。
自分の成長にもつながります。winwinですね

2つ目は、少し難しいです。
ファシリである自分は、出来るだけ噛み砕いて説明するべきです。

このような場合、自分の話がしっかり伝わったか?
あわよくば、もう一度説明してもらうような感じでいいと思います。

わからなかったところを、もう一度聞き直せる状況を作り出せるように
ファシリは努力しましょう。

ですが、この2つ目の話は、
私だけの努力ではどうにもならない時があります。
少し面談なんかもして見てもいいかもですね。


心理的安全性とは

この言葉は、もう一度ご自分で調べて見て欲しいんですが、
簡単に言えば、この人にだったら、何を言っても大丈夫
と思わせることが出来るかどうかです。

この何を言っても、と言うのは
反対意見や、全ての意見をひっくり返すようなアイデア
これまでやってきたことを全て無にしてしまうようなこと

少し言い出しにくいことを、この人なら否定せずに聞いてくれる。
と思える、関係性やチーム作りをできているか、と言うところになります。

ファシリをするならば、ここを抑えているかどうかで
チームとの信頼性に関わってくると思いますので、
ぜひ意識して見てください。

簡単な心理的安全性の作りかた
これは、雰囲気をどうやって保たせるのか
ところでも言わせてもらったのですが、
yesフィードバックだと思っています。

相手の意見を日頃から、否定しないように心掛けていると
いざそう言う時になっても、信頼して言ってくれるようになります。

ぜひ皆様意識して見てください。

最後に

私がファシリテーターをし始めた理由は、
アイデアだしが苦手だったからです。

自分の苦手分野をどうにか直そうと私は考えて、日々試行錯誤していましたが、どうにも難しいこともあって、アイデアとかも今では結構出てくるようになりましたが、得意としている人たちの足元にも及ばないようなアイデア力です。。。

そんな中、得意を伸ばすという考え方に行きつきました。
その時の自分は、あまりファシリの重要性を重く見ていませんでした。

そんなこともあって、「自分がやっていることってあんまり意味がないのではないか…」
そうやって、自分のやっていることに自信が持てませんでした。

ですが、上手いファシリの方の話を聞いたり
友人の話を聞いていくうちに、ファシリの重要性を理解して
ファシリだって十分武器になることがわかりました。

今、チームメンバーの中でファシリをやりたくないけど一応やっている
だとか、ちょっとできるから一応やってる、などの方に向けて言いたい!

誰もやらない中で、やろうと思えたみんなは
もうファシリの素質がめちゃんこあると思います!

一回そっちの道も視野に入れてみたらいいんじゃないでしょうか!

長々と話させてもらいましたが、伝えたいことはファシリって楽しいよ!
ってことです。
ここまで読んでくれた方ありがとうございました!!


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