サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼道/5日目
5日目 アルスア(Azua)からアルカ(A Rua)19.1km
朝のチェックアウト時に、スタッフのワンコをもふもふさせてもらう。スペインは犬を飼っている人が多いのか、よく大型犬を散歩しているのをみかけた。彼女も人懐っこく、撫でてくれと私の手を頭にもっていく。賢くて、毛色もいいし、かわいい。
近くのカフェで朝ごはんを済ませる。Google Mapで調べていたパン屋兼カフェのお店なのだけれど、スタッフの女性が2人いて、ひとりは自分のスマホに夢中で、オレンジジュースとパンを頼んでも、1度目は無視された。たまにはそんなスタッフもいる。宿で10ユーロで朝食が食べられたけれど、そちらにしておけばよかった。
ここ2日間の14kmよりも少し距離があったため、ちょっと早足で、早めに街をあとにする。アルスアからの道は、今までよりも景色がいい所はあんまりなく、村から村、時に林の中を歩く道が多かった。しかし、あんまり起伏がなかったので歩きやすかったところがいい。また、サンティアゴに近づくにつれ、道も標識などもよくなっている気がした。
14時前にアルカのちょっとお隣にあたるO pedrouzoに到着した。本当はアルカに宿をとるつもりだったのだけれど、小さな町で予約できるホテルも少なく、料金的にお得だったO Pedrouzoにホテルを予約した。近くのカフェでオレンジジュースとパエリアを注文し、お昼を済ませる。
ホテルのチェックインはメッセージでロック解除などの番号や指示がすべてきていたので、その通りにチェックインを済ませる。少し疲れてしまって、ホテルでそのままゴロゴロ。
夜になり、Google Mapで見つけていた牛肉を食べられるお店Bar O Pedrouzoがどうしても気になったので20時過ぎに徒歩で行ってみることにした。
ホテルから歩いて数分のところにあるこのレストランは、バーベキュー的な牛肉が食べられた。Menuになっていて、18ユーロでお肉、サラダ、ポテト、デザートがついた。牛肉はやわらかく、ソースもハーブが効いていて美味しかった。口コミでスタッフの態度が悪いとか書かれていたけど、英語は話せなくても親切な人たちだったし、悪態をつく感じでもなかった。ウチのカフェも口コミで1とかつけられるけれど、だいたいそういうのは、お客の態度が悪いことが多い。
焼き石を使って自分でお肉の焼き具合を調整できるのだけれども、レアでもいい感じの肉だった。ここは本当にお肉がジューシーで油っこくなく、赤みの味がして美味しかった。また行きたいと思えるお店だった。
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