【Harmony】SushiSwapのステーブルコインファーミングの始め方
こんにちは、暗号資産投資4年目のクマノミ(@kumanomi_crypto)です。
今回は、twitterであまり反応が芳しくない(?)、
HarmonyのSushiSwapでステーブルコインファーミングを始める方法を解説します。
■Harmony SushiSwapの利回り(APR)
2021年7月11日時点で、Harmony SushiSwapのAPRはこんな感じです。
「WONE」は、Harmony networkの基軸通貨である「ONE」と同価値のラップド・トークンです。
Binance Smart Chainでの「BNB」「WBNB」と思ってください。
・BTC/ETH/USDC等の主要通貨とWONEのペアでAPR180%
・ステーブルコイン同士のペアでAPR20~30%
・報酬はSUSHIとONEのダブルリワード
と、主要プロジェクトの中では、比較的良好なAPRが提供されています。
今回は、このステーブルコインペアのファーミングの始め方を紹介します。
1. MetamaskにHarmony Networkを追加する
2. Metamaskにガス代「ONE」を準備する
3. BSCやETHからHarmonyへステーブルコインをbridgeする
4. HarmonyのSushiSwapでファーミングを始める
■1. MetaMaskにHarmony Networkを追加する
SushiSwapのHarmony農場でファーミングを始めるためには、MetaMaskにHarmony Networkを追加する必要があります。
追加するのは簡単で、まずはSushiSwapにアクセスします。
右上のネットワーク選択ボタンをクリックし、Harmonyを選択します。
MetaMaskの画面が出てくるので、ApproveとSwitch Networkをクリックします。
これで、MetaMaskにHarmony Networkの設定が追加されました!
MetaMaskのHarmonyアドレスを取得する
次に、ガス代「ONE」を送るためのMetaMaskアドレスを取得します。
ここで注意なのが、MetaMaskの「0x~」で始まるアドレスにはONEを送ることができません。
試しにBinanceでONEを「0x~」アドレスへ送ろうとすると、このようなエラーが出ます。
ONEを送るためには、「0x~」のアドレスを「one~」から始まるアドレスに変換する必要があります。
そのために、Harmony Blockchain Explorerにアクセスします。
右上のハンバーガーメニューを開き、「Address style」でHarmonyを選択します。
その後、検索窓にMetaMaskの「0x~」アドレスを入力すると、「one~」から始まるアドレスが表示されます。
これが、ONEを送るときに使うアドレスです。
メモっておきましょう。
■2. MetaMaskにガス代「ONE」を送金する
それでは、MetaMaskにガス代を送金しましょう。
ONEは、Binanceで取引およびHarmony Networkへの出金ができます。
まずはBinanceのTradeで少額のONEを購入します。
Harmony Networkはガス代が安いので、数十ドルもあれば十分です。
次に、Withdraw画面で
Coin : ONE
Address : 「one~」から始まるアドレス
Network : ONE
を選択し、ONEをWithdrawします。
※ 必ず少額でテスト送金をしましょう!何か一つでも間違うと、あなたのお金はブロックチェーンの中に消えて戻ってきません!
!!慎重に!!
Completeと表示されれば、Withdraw完了です。
これで、MetaMaskにガス代「ONE」が準備できました。
■3. BSCやETHからHarmonyへステーブルコインをbridgeする
次に、ファーミングで使うステーブルコインをHarmonyのMetaMaskに持っていきましょう。
SushiSwapのPoolは「USDT-USDC」「bscBUSD-BUSD」の2種類ですので、分けて解説します。
※ 以降でbridgeの手順を解説していきますが、ここでも必ず少額でテストbridgeをしましょう!
何か一つでも間違えたり、この記事に誤情報がある場合、あなたのお金はブロックチェーンの中に消えて戻ってきません!
! ! 慎重に ! !
USDT-USDCの場合
どちらもEthereum Networkからbridgeします。
※2021/7/22 訂正※
下記ではBSCのbridge画面キャプチャを使用していますが、USDT・USDCはEthereumからbridgeしてください。
BSCからbridgeすると、Harmony側でbscUSDT・bscUSDCになってしまい、流動性供給に使えません。
もし間違ってbsc***にした場合は、一度BSCに戻し、ETHに移した後、再度bridgeを行いましょう。
まずは、ETHで、USDTとUSDCを同数準備しましょう。
Swapする場合は、1inchを使うと良いレートでSwapできます。
次に、Harmony Bridgeを使って、ETHからHarmonyへUSDTとUSDCをbridgeしていきましょう。
Harmony Bridgeにアクセスし、ネットワークに「Ethereum」、bridge経路に「Ethereum> ONE」を選択します。
token addressでUSDTまたはUSDCを選び、Amountに数量を入力します。
「Use my address」をクリックし、ONE受け取り先アドレスを設定後、Continueボタンをクリックします。
確認画面でContinueをクリックします。
bridge前後のアドレスと通貨のamount、概算のガス代が表示されます。
内容を確認し、Confirmボタンをクリックします。
くるくるbridgeが始まります。
何度かMetaMaskが起動するので、ApproveやConfirmをこなします。
最後に「Success」が表示されたら、bridge完了です!
HarmonyのMetaMaskにUSDTまたはUSDCが着金しています。
この手順を、USDTとUSDCでそれぞれ行いましょう。
bscBUSD-BUSDの場合
まずはbscBUSDとBUSDについて簡単に理解しておきましょう。
bscBUSD:BSC規格のBUSDのHarmony版
BUSD:ETH規格のBUSDのHarmony版
つまり、
BSC networkからBUSDを持っていくと「bscBUSD」
ETH netwrokからBUSDを持っていくと「BUSD」
がHarmony側で受け取れます。
SushiSwapのPoolではbscBUSDとBUSDが両方必要で、準備する方法は2つあります。
1. 全てのBUSDをBSCからbridgeし、
Harmony側で半分をBUSDにSwapする
2. BUSDを半分に分け、
半分はBSCから、もう半分はETHからHarmonyへbridgeする
「1の方が簡単じゃん?」
と思うかもしれませんが、Harmony側の流動性がそこまで大きくないため、資金量が多いとPrice Impactで目減りしてしまいます。
よって資金量が大きい場合は、Harmony側でSwapするより、ETH経由で送った方がガス代を加味してもローコストで準備できます。
Harmony側のPrice ImpactとETH Networkのガス代によりますが、7月11日時点だと、$10000以下の方は①、$2~30000以上の方は②が良いでしょう。
資金$10000以下でBUSDをbridgeする
この場合は、「USDT-USDCの場合」と同じ手順で、BSCからHarmonyへBUSDをbridgeしましょう。
その後、SushiSwapでbscBUSDの半分をBUSDにSwapします。
資金$20000以上でBUSDをbridgeする
この場合、軍資金のBUSDをBSCとETHに半分ずつ準備します。
その後、BSC・ETHからそれぞれHarmony Bridgeを使用し、BUSDをHarmony側にbridgeします。
これで、Price Impactを回避して「bscBUSD」と「BUSD」が準備できました。
■4. HarmonyのSushiSwapでファーミングを始める
さてさて、長旅おつかれさまでした。
HarmonyのMetaMaskに「USDTとUSDC」または「bscBUSDとBUSD」が準備できたと思います。
あとは、いつも通りLiquidityを供給し、FarmにStakeすればokです。
USDT-USDCを例に操作画面を紹介します。
「Pool」画面で「Liquidity」を選択し、「USDC」と「USDT」を同数入力、Confirmをクリックします。
確認画面で内容を確認し、Confirmを選択します。
Liquidityの供給ができましたね。
それでは、Farm画面でLPトークンの数量を入力し、Stakeをクリックします。
ファーミングか開始されるので、SUSHIとONEのダブルリワードをいただきましょう。
■長旅おつかれさまでした!
【Harmony】SushiSwapでステーブルコインファーミング、始められたでしょうか?
Twitterではあまり情報および反響が無い(?)ようなので、今回noteでまとめてみました。
参考になった!という方はぜひTwitter(@kumanomi_crypto)フォローをお願いいたします!
ちなみに、くりぷさん(@CRYPTANNEWS)が分かりやすい動画で解説されているので、併せてご覧いただくとより理解が深まりますよ。
それでは~~ (´・∀・`)ノ))
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?