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複雑性PTSD・トラウマ治療の記録①【メンタルクリニックへ通うきっかけ】
こんにちは。
わたしは複雑性PTSDという精神疾患を持っています。
複雑性PTSDとは、虐待など日常的なトラウマが原因で、生活に支障をきたす精神疾患のこと。
複雑性PTSDは、2020年に診断名がついた概念だそう。
だからこそ経験談も少ないし、複雑性PTSDだと気づいていない人も多いのではないかと思います。
また私のように幼少期からトラウマを抱えている人は「生きづらい=当たり前」となり、今の苦しみに気づけない人も多いのではないかなと。
わたしは専門家ではないし、今も完全に治ったわけではありません。
ましてや、精神疾患は個人による部分がとても大きいので、同じような経過とは限りません。
だけど、少しでも誰かが生きやすくなるヒントになったらいいな〜と思い、経験談を書いていきます。
自分の気持ちの整理も兼ねて…。
▽キッカケは、流産でした
まずは、軽い自己紹介をさせてください。
note上の名前は金木犀。30歳の女性。
・嘔吐恐怖症
・悪夢、うなり声などの睡眠障害
・嫌な出来事を頻繁に思い出す(フラッシュバック)
・不安感が強くて外出が苦手
・異常に人の顔色を気にする
・原因不明の体調不良(胃腸の不調・肩こり・頭痛・めまいなど)が10年以上続いている
ということを除いては普通の女性です✌
そんなわたしがメンタルクリニックに通ったキッカケから話します。
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29歳の頃、わたしは妊娠しました。
嘔吐恐怖症ということもあり、妊娠を決意するまで時間を要しましたが、実際に命が宿ると嬉しくてたまらないのです。
しかし、喜んだのも束の間。
8週目で赤ちゃんはお空に戻ってしまいました。
それからというものの、わたしは虚無感に包まれて、通勤中の車内ですら泣く毎日。
初期の流産は母体のせいではない、と言われているものの自分を責めていました。
そのうち、生きる希望がなくなり、音楽を聞いても感動することなく、世界が灰色に見えました。
なにより仕事中に頭が働かなくなって、このままだとお客様に迷惑をかけてしまう!…と危機感を覚えたのが自分の中で大きいです。
数ヶ月経っても良くなるどころか酷くなる一方で、メンタルクリニックへ行く決心をしました。
▽オンライン診療の罠
近くのメンタルクリニックは新規を受け付けていなかったので、オンラインの診療を受けることにしました。
正直、後悔しています……。
診療当日は先生からの質問などもなく、事前に書いた問診票だけで淡々と話が進みました。
そこで先生から言われた言葉は…
「もともと健康な人なので、時間が経てば解決すると思うけど…薬とか出します?」
え???????
まず、数ヶ月経っても苦しいから勇気を出して受診したのに、時間が経てば解決って…今が苦しいんじゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!って気持ちでいっぱいでした。
さらに薬と言われても、病状も薬の説明もないまま飲むのは不安しかありません。
結局、薬はもらわず終了。
たった10分の診察、しかも解決しないまま3,000円弱の支払いです。ひえ〜〜〜。
恐らくオンライン診療は、ある程度自分の病状を把握していて、薬がほしい方向けなのかな…と思います。これも相性ですね。
実は過去にもメンタルクリニックに通っていて、あまりいいイメージがありませんでした。
自分の生きづらさは普通で、こんなことでメンタルクリニックに行った自分が甘いんだと。
しかし、今回は仕事にも影響が出ているので、藁にもすがる思いで対面のメンタルクリニックを探しました。
口コミがいいクリニックに行きたかったけど、新規は受け付けておらず……
これで合わなかったら諦めよう、という気持ちで口コミがそこまで高くないクリニックへ行きました。笑
最初に伝えておくと、わたしにとってはとても相性がいいクリニックです!!!
本当にいいものは何だって賛否両論ありますもんね。
ここの先生と出会えたおかげで、今まで抱えていた生きづらさの原因がわかったのです…!
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まだ診察すら書けてないですが、長くなるので今回は一旦区切ります。
よろしければフォローしてお待ちくださいね。
長文を読んでくださった方、ありがとうございました!
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