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仕事をドライブするためには説明責任を果たすことが重要

昨日こんな記事を書きました。

セルフスターターとは「指示待ち人間じゃない人」と書いています。自分で仕事をドライブできる人間、とかにも言いかえられるのではないでしょうか。リクルートさんでいう「圧倒的当事者意識」と繋がる物がある気がします。

では、自発的に動いて仕事をドライブするためにどのようなことを考えればよいでしょうか。

説明責任を持つということ

自分もピープルマネジメントをしていますが、自分事で取り組んでもらうことはとても重要。「あれも決めてください」「これも決めてください」ではどうしてもスピードがあがらないし、まずメンバーで業務量のレバレッジが効かなくなるのが大きいとも思います。

マネジメントからすると、会社のミッション→事業のミッション→部門のミッションと細分化される目標を、個人のミッションに分配することで、自分でなくても ー ときに自分で走りながら ー ビジネスを拡張することが求められます。

そんなとき自分の指示待ちですべてが止まってしまうと、メンバーが動けなくなり仕事がなくなってしまう。仕事は自分で創れ!とよく言いますがそういうことだと思います。

そんな中で、自分事で仕事に取り組むことが求められるわけですが、私がプレイヤー視点で思う重要なことは、アカウンタビリティ=説明責任を持つことだと思っています。

もちろんマネジメントになると事業・部門・チームなどそれぞれに割り当てられたミッションに対する説明責任があるので当たり前です。しかし、担当に対しても細分化された業務に対してアカウンタビリティを持つことが重要だと考えます。

例えば「仕事を丸投げされた」ということはどこの職場でも起きているかと思います。

私個人としては、丸投げ自体は別に良いと思っています。一方で丸投げした上で何も成果が上がらなかった場合の責任を取る、成果を上げるためにどのように改善するか、などの説明責任は丸投げ側が持たないといけない、ということです。

それでは、丸投げではない、きちんとした(?)ケースではどうでしょうか。業務を進める上では、他の人に仕事を"依頼"や確認しながら進めることもあると思います。(逆に一人で完結できる仕事が多いのであれば属人性が高すぎて業務を見直すべきかもしれません)

その際に置きうるのが、「他の人に確認したけど、その情報が間違ってた」ということです。その間違った情報を元にまとめて上司に報告した結果、当たり前ですが結論も間違っているのでボロボロにレビューされる、ということもあるでしょう。

私はメンバーが出してきたドキュメントのレビューをする側ですが、この場合に言うのは、「間違った情報を出す方も悪いけど、間違った情報を信じたあなたの方が悪い」です。というのも、自分からそのメンバーに仕事を依頼する段階で、説明責任を委譲しているわけで、情報の真偽含めて確認とった上で説明責任を果たすべき、という思想です。

説明責任を果たしながらもその業務の責任は上司がとるもの

理不尽さ極まりないように見えますが、普段からマネジメントはそんな状況で意思決定をしているわけです。そんな中で担当が結果的にどんなものを出そうが、最終的な責任はマネジメント側にあります。

「責任者は責任を取るためにいる」というセリフを小さい時にエヴァンゲリオンを見たときから覚えています。

担当としては最終的にやばくなったら上司に刈り取ってもらえばいいから気楽にやる。しかし、与えられた業務は説明責任を負いながらどこまでもコミットする。そんな姿勢が大事なんじゃないかなと思います。
(だからヤベーってときは最終的に上司に責任取らせて伸び伸びやればいいと思います。その前提で、良好な関係を上司と築くことも重要です)

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