フィルムカメラ初めてみました。
昔はフィルムがカメラの根幹だった時代。今ではデジタルの時流になり、風前の灯火ですが、フィルムの世界もまだ続いています。一人でも多く沼へ道連れ・・・もとい、フィルムカメラの世界を楽しんでもらえたらなと、稚拙ながら記事にしました。
フィルムを始める前
自分の世代がちょうど、フィルムとデジタルの過渡期でフィルムは知っていました。子ども時代はフィルムで育ちました。なので、フィルムならではの面倒くささやランニングコストの高さを知っていたので、やってみたいなと横目に見ながら過ごしていました。
転機はフィルムの製造終了アナウンス。
富士フィルムがフィルムの製造を終了し始めて、「コレは今のうちにやっておかないと後悔する」と思い、一念発起しました。
カメラ選び
最初は機械式フィルムカメラも憧れましたが、機械式の二眼レフカメラで未露光という失敗をし、フィルムを一本を丸っとダメにした苦い経験があり、まずは失敗しにくいカメラと考えました。また、自分自身がNikonのカメラを使っているので、不変のFマウントと言われるだけ、Fマウント資産を活用しようと思いました。
そして、選ばれたのはNikonF801sでした。
今から約30年前のカメラです。選んだ理由は
激安・・・レンズキットで5千円弱
AF機能付き・・・失敗しにくい
単3電池・・・専用バッテリーでないので、コンビニとかですぐに手に入る
自動巻き取り機能付き・・・意図しない多重露光を防げる
ほぼ、従来のデジカメと同じように操作できる
これが大きかったです。
デメリットもそこそこあり、
モーター音がデカい
電子絞りのレンズは最小F値になる(暗くなる)
故障したら、修理は難しく買い替えが前提になる可能性がある
思った以上に重い
このデメリットをクリアできる人、とりあえずフィルムとはなんぞや、いっちょやってみるかって思っている人にとってはフィルム沼に飛び込む最適解に近いカメラと思います。
使ってみたら・・・
あゝリバーサルフィルムは美しい。
リバーサルフィルム、ポジフィルムとも言われる、ネガフィルムとは違い、お高いフィルムです。しかし、ネガフィルムが高騰した今、値段の差も縮まり、だいぶ敷居は低くなっています。(それでも4千円近くはしますが・・・)
さらに、ラボ持ち込みと言ってカメラ屋に持っていっても、その場で現像できず、手元に戻って来るまでの日数も価格も高くつくというカメラマン泣かせの一品です。
しかし、現像したものを見るとその美しさに息を呑みます。
※Tifでデータ化すると、ライトルームなどでレタッチもできます。
長々と書いても仕方がないので、作例を出して、〆たいと思います。
作例と作品
フジクローム PROVIA100F
長々と最後までお付き合いくださりありがとうございました。良きカメラライフを!!
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