見出し画像

プレイボールは父と友達になる魔法 〜inning11~ 【不定期】

今回は少し番外編の様な
感じになりますが

現代の阪神タイガースの
調子が悪く
暗黒時代の様だと
言われているそうでして

その事について
父と暗黒時代のタイガースを
応援していた私が
書き綴って観ようと思います。

そもそもあの当時の
いわゆる暗黒時代は

勝った負けたや
強い弱いだけの
事では無かった印象です。

別に毎年最下位だった訳でも
無いですし
大型連勝なんかもしたり
していました。

では何が暗黒だったかと
いうと

とにかく注目度が
低かったです。

今のタイガースは
負けてはいても

佐藤選手や大山選手
西勇輝投手や藤浪投手
ベテランの糸井選手
などなど

全国的な知名度が高い
選手も沢山います。

そして
有望な若手選手もいますし

順位予想もAクラスに
されたりも
毎年普通にあります。

FAでタイガースを選んで
来てくれるなんて

あの時代にもしFA制度が
あったとしても
絶対に誰も来てくれなかったと
胸を張って言えます笑

当時のタイガースファンの間での
「楽しみは和田豊選手の
打率3割とオールスター出場」

という有名な言葉もあった程です。

前にもこの連載で
書かせて頂きましたが

とにかくこの地域で
タイガースファンだと言うのが
恥ずかしかった思い出です。

本拠地の
阪神甲子園球場でも
平日のナイトゲームなんかは
客入りがガラガラな時が
多かったですし

消化試合の9月に
甲子園球場の値引きされた
アルプススタンドで
寝転びながら上坂選手の
サヨナラヒットを観たことも
あります。

ただそんな想いをしている
ファンは結束をしますので

SNSも無い時代です。

関東の試合では
ファンがタイガースの
応援と布教の為に
集結していましたね。

しかしあの頃は
プロ野球全体で
ジャイアンツが絡まない
試合は今ほど
お客さんが入っては
いませんでした。

他のプロスポーツの誕生や
球界改変などを経て

今の時代背景も考えながら
どの球団もしっかりと
発信をして

12球団全て
熱いファンに囲まれています。

そんな中
阪神タイガースは
今や全国区の超大人気球団です。

143試合全敗しようが
暗黒時代では無いです。

たまに伝統的な名残りが
見える試合もしていますが

そんな時こそ
良い所探しをして
楽しむことをオススメします。

最後に
うちの父が昔から言っていた
言葉を置いていきます。

「ナンボ負けが込んでも
暇なオフシーズンよりマシ」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?