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スタートアップ系社労士が本音で語る 『定額減税で思ったこと』について

こんちは!クマ吉です🐻
いよいよ6月から、定額減税の月次減税事務の対応がスタートしますね😄

補足)ざっくり定額減税とは?
昨今の物価高などを背景とした国民の負担軽減のため、国が定めた一時的な減税措置のことで、国民ひとりあたり4万円(所得税3万円と住民税1万円)が減税されます。
※詳細は国税庁等のホームページをご覧ください

今回は、この定額減税の実務対応をしているなかで、クマ吉が思ったことを記事にしてみます!

それではどうぞ〜🐔

【その①】 そもそも理解するのがとても大変

まず、これはおそらくほとんどの方が同じ感想だと思いますが、定額減税は対象者の要件や時期等については、なかなかの複雑な内容となっています😇

新しい制度ということもあり、国が公開しているボリュームのある各資料について、クマ吉自身もある程度読み込んでみましたが、細かいところまで完璧に理解しきれているか?と問われると、自信を持ってハイ!とは言い切れない状態だと思います😑

また、これらの対応をするのは企業の人事労務に関わる方々がメインになると思いますが、毎年6月は繁忙期(労働保険年度更新、社会保険算定基礎届、賞与支給、新年度の住民税対応、ロクイチ報告など)ということもあり、普段以上に忙しくて時間がありません😨

そんな中で、細かい資料を全て読み込むことは現実的になかなかハードですし、簡単ではない制度を理解することも大変だといえます。

とはいえ、すべての社員にとって今回の減税措置はとても大事であり、実際にこれから企業で対応しなければならないのも事実なので、まずは直近でやらなければならない「月次減税事務」の基本については公開されている資料や動画などで必ず確認しておくといいと思います👍

【その②】 法改正対応は早すぎても良くない

これは、15年以上かけて実際に人事労務の仕事に携わってきたクマ吉自身の格言(笑)でもあります☺️

一般的に、自分の業務に関する法改正などが周知されると、「とにかく早めに準備して対応を進めないといけない!」という気持ちが働くのも当然です。

しかし、法改正や新しい制度というものは、実際に対応を開始する時期の直前に、その内容の細かい解釈や追加ルール等が公開されることも多いと思っています。

、、、で、そうした実務に影響のある重要情報を知る前に具体的な対応を進めてしまうと、結局は二度手間となってしまうケースもこれまでたくさん見てきました😇

なので、法改正等の対応については、『情報のキャッチアップは早くする』けど、『実際の対応は意識的にあえて少し待ってから手をつける』を、いつも心がけています☺️

クマ吉はこれを意識することで、過去の対応で大きな支障が出たことは一度もなく、むしろ「あ〜、直前にこの解釈が追加で周知されたから、結果的に焦って先行してやらなくて良かったなぁ」と思ったことも多いです😌

ちなみに、このやり方が上手く成り立つように工夫していることのポイントとして、『通常のルーティン業務はなるべく早めに片付けておく』も徹底しています😄

これによって、仮に繁忙期での法改正対応の開始時期がギリギリになったとしても、集中して取り組むことができますし、焦って間違えることも無くなります😌

人事労務担当者の価値を伝えていきたい

今回の定額減税の対応も含めて、人事労務に関する仕事については、さらに業務量も増えていて、かつ、その対応難易度も上がっていると思います。(お疲れ様です☺️)

一方で、世間的にはまだまだ人事労務の仕事の本質は知られていないと感じることも多いですし、評価という観点でも満足できるものではないケースもあるのではないかと思います。

クマ吉は、今年からようやく開業社労士としての活動を開始し、いくつかの人事労務に関する記事を書かせて頂くなど、おかげさまで情報発信する機会も増えてきました😄

せっかくこのような機会を頂けるようになったので、今後はもっと人事労務の仕事に関わる方々のためになる活動をやっていきたいですし、そのためには、より自分自身が努力していかないとな、と改めて思っています☺️

ということで、今日はこのへんで!またね〜🐻

クマ吉

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