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「嫌われる勇気」を2回目に読んでみて

『嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読んでみた(2回目)。

私は正直、同じ本を2度読むことがあまりない。

そのため、初めてに近い形で2回目として「嫌われる勇気」を読んでみた。それだけ、2度読む価値があると踏んだからである。


ざっくりと内容を言うと、心理学の三大巨頭の1人であるアルフレッド・アドラーによる「アドラー心理学」を心得ている哲人が、悩みを抱えた青年との対話により、具体例などを合わせてアドラー心理学を説明していくものである。

世界累計500万部ほど売れている、大ベストセラーの本と言える。


自分なりのまとめ

大ベストセラーだからには、多くの意見や感想が各所で述べられているかと思うが、先入観を持ちたくないのであえて現段階では見ていない。

そんな私が一言でまとめるとこうである。

「過去や未来、他者からの評価にとらわれず、他者貢献を目指しながら今を自由に全力で生きる。」


私と重ね合わせて読むと特に青年に共感できるのが、「承認欲求」についてである。

自分では、承認欲求が強いほうだと思っている。人に認められてこそ快感を得られることがしばしばである。

逆に認められないと、自分はダメなんだ、と落ち込んでしまう。

ダメな考え方だと思っていても、そう思ってしまう。無意識に行ってしまうことは、かなりの努力がないと変えづらい。


努力することを意識すること

だからこの本を読んだ。結局は、自分が努力しないといけないことに気づく。

変わる勇気、嫌われる勇気をちょっと持ち合わせるだけでいい。

私はすでにその勇気を持っている。実際に変わるかどうかは、結果ではなく、自分の捉え方次第。


努力しなければいけないことを、認識するだけでも私は良いと思っている。


問題は他者貢献

難しいのが、他者貢献である。

家族への他者貢献はとてもよく理解できる。し、実際にできている気がする。それで充分と思うことも必要だろう。

ただ、それ以外の人への他者貢献って、本当に難しい。存在レベルでの貢献、貢献感を理解するのは、だいぶ先になってくると思う。


また、半年後くらいに3回目を読みたいと思う。

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