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陰謀論者はかく語りき~お花畑でつかまえて~

さて、続きです。
世にいう陰謀論者(以下、真相論者)が憲法について考える企画、第4弾ですが、前回の9条に関する事の続きです。

前回の後半では、武力によって武力を制しようとすると、どうなるのか?
そんなテーマで『キューバ危機』を追いかけてみました。

結局、キューバは核武装しようとしたら、かえって攻撃されそうになり、世界の指導者と言われる人達や、軍人達は案外、平和主義ですという事でした。

それでも、勇ましい人達は言うでしょう。

「時代は変わった!9条で守られるのは時代遅れだ!」

時代は確かに変わりました。
兵器もどんどんと進化しています。
前回、ソ連の潜水艦が核魚雷を発射する寸前で、副艦長によって止められたエピソードを紹介しました。

この登場した核魚雷は、今では格段に進化していて、爆発によるダメージよりも『津波』を起こしてダメージを与える事に考え方が変わってきています。
人口が密集した沿岸の、特に湾内で爆発させれば、巨大津波が起こって湾に面した地域は津波に飲み込まれます。

これはWikipediaにも載っていますので『核魚雷』で検索してみてください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E9%AD%9A%E9%9B%B7


Wikipediaによると、
「2015年には、ロシアが最大100MTの新型熱核魚雷「ステータス6海洋多目的システム」を開発中の可能性があるという情報が明らかになり、ペンタゴンの高官はこの兵器に「Kanyon」とコードネームをつけた。この兵器は、最大500mの高さの津波を発生させるように設計されている。」

だそうです。

『500mの津波』ですよ⁉
リツヤ湾の津波みたいです。

この核魚雷が、東京湾、館山沖の水深が深いところで爆発した場合、関東平野は津波に流され、北は埼玉全域から栃木、群馬まで、東は房総半島を乗り越え成田も茨木も?西は鎌倉から多摩への丘陵地帯も乗り越えて、川崎、横浜も流されると思いますけど、、、(汗)


ざっと16号線で囲まれるところは、数百メートルで、その先は数10メートルぐらいの津波でしょうかね?
東日本大震災の時の数倍の規模で、首都圏が水に流されると、3000万人ぐらいの被害でしょうか?詳しくは防衛省にでもお問い合わせください。

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さて、こんな話を、店にご来店の人に話していたら、

「近い話で、怖いのがあるんだけど、、、」

と、あるニュースを見せてくれました。

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なんと、
NTTが本社移転の検討を始めていて、群馬と京都に分散させるとか?!

嫌~~~~な感じですね(笑)。


さて、本題に戻ります。

こうして作られる人工津波は防ぎようもないですし、少なくともロシアはこうした兵器を持ってます。たぶん中国もアメリカもあるのでしょう。

どこの国がやったかさえ判らないですから、自作自演の『満州鉄道爆破事件』のように開戦のきっかけとして使われるかもしれませんし、極端な話、自然災害としてマスコミに報じさせてウヤムヤにされるのかも知れません。

こうなると、憲法を改正しようがしまいが、もはや、どうとでもなります。でも改正して軍事バランスを崩せば、こうした事を誘発しかねないという事です。

改正せずに『お花畑』を維持する方法はいかがでしょう?

非武装だけでも抑止力はあるのですが『戦争の放棄』と『武力の不所持』をうまく活用して抑止するには、コツがあります。

ある知り合いが《幼馴染との飲み会》をSNSで投稿していたのですが、なんと元はいじめっ子といじめられっ子(知り合い)の関係だったそうです。


その彼がいじめから逃れるためにとったのは、教師のモノマネや漫談を磨いてクラスの人気者になる方法でした。人気者をいじめると、当然悪者にされますから、いじめはなくなります。

国家間で、この『人気者になる作戦』を適用してうまくいった国があります。かつての、日本ですね!

1980年代、日本車は世界中の国で走り回り、その性能も価格も群を抜き、世界一となり、日本車なくして世界の物流も移動も成り立たないほどになりました。また、家電も世界中の国で愛され、日本がどこにあるのか知らない人でも『made in Japan』を知らない人はいない位の人気者になりました。

先進国の裕福な人だけに、日本が愛されたわけではありません。
当時は東南アジアでも、日本のバイクが走り回り、現地の人達が自慢にし、日本人が来ると歓迎してくれる国ばかりでした。

こうして、戦争と武力を放棄して、世界の人気者になった日本でしたが、得られた安全は長くは続きません。

猛烈な『ジャパンバッシング』が起こり始め、貿易収支にいちゃもんをつけられて、どうにかして日本を経済大国から引きずり落そうとし始めた国が出てきます。

始めたのは、やっぱりアメリカです。
ただし、この時ジャパンバッシングを始めたのは、ナショナリストと呼ばれる人達ですね。東京23区の土地でアメリカ全土が買えると言われたバブル期は、彼らにとってサイレントインベージョン(静かな侵略)と映ったのかもしれません。日本人はジュリアナで踊り狂ってるだけだったようにも見えますが、、、


この企画は憲法に関することなので、バブル崩壊から大蔵省の『ノーパンしゃぶしゃぶ事件』で行政から多くの人財が失われた事には触れません。

『ナショナリスト=光の勢力』で救世主
『グローバリスト=闇の勢力』

みたいに思っている人がいるとすると、それはそれで間違いだという事の指摘をしたいのと、参政党を始めとする人たちは

「中国がサイレントインベージョンを仕掛けてきている!外国人に土地や権利を売る法律を改正しろ!」

というようなことをよく言い、不必要かつ非合理に外国人排斥をしようとしているように見えます。これやると、それはそれで自国を危険にさらすことになりますよ!という事の指摘です。そして、経済による侵略を間違っても暴力で解決しようとしてはいけません。

土地でも権利でも売買は、売る人と買う人の合意でなされるのですから、個人個人が売らなければ、だれも買う事は出来ないのです。


また脇道にそれました。『お花畑』と揶揄される平和主義ですが、それそのものは実績もあります。武装に舵を切ったりすることが、大きな落とし穴、よく見えない崖のような危険なところです。

こうした崖から落ちそうな人(子供?)をつかまえるホールデンのような人が必要なご時世から、今回のサブタイトル~お花畑でつかまえて~を付けました。


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