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熊谷 街・妄想・ワークショップ03回-妄想を形にしてみよう

こんにちは。街・妄想・ワークショップ事務局です。遂に妄想を形へと繋げ始める第3回目を迎えました。街を歩き、感じ、共に妄想する。そしてそれを形にする。どうしたら街が良くなるかの案が、遂に具現化されていきます。楽しみですね。

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今ままでの流れや、このワークショップの概要はぜひ過去記事をご覧ください!ワークショップ00回 ワークショップ01回 ワークショップ02回 また、各関係者の資料は記事最下部にあります。

03回 イントロダクション

コトラボ合同会社代表の岡部氏から、本日のブリーフィングを受けスタートします。まずはゲストアドバイザーたちの成功事例などのレクチャー。貴重なお話ばかりでした。たくさんのヒントが散りばめられていたお話に、参加者全員が熱心に聞きこんでいます。今回も密対策のため、各チーム3部屋に別れライブ配信を見守ります。

濱西邦和氏スライドレクチャー

はまにしさん発想のヒント

横浜でデザイン事務所を営む濱西氏。「発想のヒント」をテーマに過去の成功者の事例からアイデアの生み方をレクチャー。「専門情報と一般情報を掛け合わせる」、「既存のものを組み合わせる」。この原理は熊谷にも適しているのではと、提唱している部分が印象的でした。ガラリと視点を変え、日本のお笑い界の重鎮が若手に唱えた「時代の動きを捉えて変われなきゃ売れない」「同じ事をずっとやっている人は時代と合わさった時に売れるだけ」、という事例からも参加者はヒントを得ていたようです。

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寺井元一氏スライドレクチャー

そして今回初参加して頂いた、まちづクリエイティブ代表の寺井元一氏。「人」によるまちづくりをコンセプトに松戸にて「MAD City」展開中。

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MAD Cityがどのようなまちづくりをやっているかを語る寺井氏。空いてるスペースや空き家をどう活かすかなど、MAD City独自のノウハウをテンポ良い切り口で説明してくれます。あっという間に会場が寺井氏のレクチャーに釘付けでした。

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空き家だけではなく、外の事例も解説。江戸川の土手を結婚式場にする。歩行者天国を作り店外にものを出してもらいフードコートにする。防犯目的で子供たちに懐中電灯でライトアートをやってもらうなど、ローカルな出来事やニーズからまちづくりを発展させている様子をレクチャー。熊谷でもこういう事はすぐにできるのではと投げかける寺井氏。参加者の頷きが多く見られました。

いざ03回の活動へ

そして「水路、ストリート、空き家」の3チームが各拠点にて会議に入ります。ゲストアドバイザーやコーディーネーターたちとの議論が始まる中、3回目ということもあり、各チームに一体感を感じます。

ストリートチームは市営駐車場の会議室を使い、ゲストアドバイザー永田氏の準備した資料と共に進んでいきます。永田氏が準備して事例と共に、コーディーネーターの白田氏と森氏が皆を目的へとリードしていきます。

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水路チームはシェアカフェAAOの一部屋を使い、皆が作り上げた妄想マップと共に議論。皆の意見を濱西氏が受け取り意見します。そしてまた別の意見を受けてめ皆で議論。着々と行動として何をやるのかに近づいていました。

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空き家チームは、シェアカフェAAOのもう一部屋で寺井氏を囲み議論。皆の意見やアイデアを寺井氏がコンサルティングするような形で進んでいきます。不在の参加者などもオンライン参加されていました。

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そして次回の最終回と今後に向けて、各チームの活動が発表されます。これも密を避けるために、各拠点からリモートで皆が見つめます。

ストリートチーム・星川で〇〇部を結成

まずはストリートチームです。基本コンセプトとして求める事は、

星川通りはいつも何かやっていて楽しい
星川通りに行くといつも誰かに会える
星川通りはゆっくりと時を過ごせる
星川通りにまた来たくなる
ではそういうストリートにするには何をすればいいの?

部活動という名目で、定期的に行われている星川夜市に掲示板を設置。そこに誰にでも熊谷をよくするための案を書いてもらう。そこを部員が拾っていき行動へと移す。こちらは長期的な活動内容ですが、次回の最終回に実際に取る行動は以下です!

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ゴミモンスターが街にできればかわいくて、すぐに話題になりそうですね。それを見に来る子供たちと親なども増えそうです!SNSを使って「ゴミ拾いプレイヤー」を募るなど、賑やかな企画になりそうです。

空き家チーム・街に新たなリビングを作る

01回目の街歩きの時から参加者が注目していた、太原堂。この空き家に新たな、自分の家のようなリビングを作る!という企画です。

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棚を借りて本を置く。
お酒や専門分野の紹介ができるような本を
2階をリノベートとしワークショップを行えるスペースにする
自分の家感覚で街の新たなリビングを!

新たな情報拠点になりそうなこの企画、本棚にはアート・建築・ホビーなど、様々な分野の専門書が並ぶのでしょうか。可能性を多く秘めたこの企画も楽しみです。下の写真が太原堂の中ですが、これがどう変わっていくのかとても楽しみです。

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水路チーム・星に願いを

そして最後の発表は水路チームです。星川に焦点を当てているこのチームの参加者には、子供もいます。大人が考えつかないような意見もでていました。まずは皆で星川に思う事を地図として記していました。

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どうすれば人が戻ってくるだろう
川のそばでお茶ができればいいのに
パラソルを置きたい
子供たちが制作したお魚を泳がせたい
いろいろ意見や案がでるけどそもそも川が...

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ゲストアドバイザーの濱西氏との議論の結果、「川を綺麗しよう」「川が綺麗になって子供が水遊びできるようにしよう」。そうすれば、自然と人もビジネスも、たくさんのものが戻ってくるのではとの意見でまとまっていました。そして最終回に取る行動としては以下の内容です。

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まさに星に願いを!ですね。要らなくなったビニール傘を素材にして、リサイクルにもなります。それを商店街の方から頂くことで、新たな参加者が生まれる可能性もありますね。宣伝にもなります。

そして最終回にそれを見に来る子供たちや親が、川の現状を感じて、街一丸となり川を改善できるのではと感じました。長期的なプランではありますが、成功すれば川に子供戻ってきます。そうすればきっとたくさんのものが、川に寄ってきますね。

水路発表

総括。そして最終回へ

実際に取るべき行動が整った各チーム。最終回へ向けて本格的な始動が始まります。密にならないように3拠点に別れて、終始リモートで共有しあった一日でした。

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最後に各ゲストアドバイザーからの一言です。

ストリートチーム永田氏:今回はゴミ拾い部という事になるが、日本の季節行事に関連性があって良い。年末の大掃除的な感覚で賑わいそう。街や季節のイベントに絡めて今後もいろいろな〇〇部ができそう。
水路チーム濱西氏:各チーム良い。でもワークショップは終わった後に自然消滅するパターンがある。活動が続けられるように、誰がどこまでコミットするのかも皆でしっかりと考えていきたい
空き家チーム寺井氏:まちづくり職業病とは、いつでもどこでも、今日皆さんがやっていたような事を話してしまっている状態の事です。今回だけではなく、1年後2年後もこういう話をしている人が増えれば、街は変わっていきます。楽しみです。

さいご1

さいご2

そして、コトラボ合同会社代表・岡部氏からの一言です。

今回のこのようなワークショップは第一回目。ここはチャレンジの場。もし上手くいかなかったとしても、それはそれで大きな第一歩。寛大に受け止めここをそのチャレンジの場としてください。一緒に熊谷でしかできないやり方で進化していきましょう!

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さあ次は最終回の第4回目です!遂に各チームの活動が始まります。各チームの目標が達成に近づけば近づくほど、街は変わっていきます。各チームの活動がリンクし、街を変える新たな原動力になる事を願うばかりです。

次回は12月19日。3チームが1チームとなり、街をどう動かしていくのかが今から楽しみです!次回の記事もお楽しみに。

あるきだす4かいめ

熊谷街妄想ムービー

前回に引き続き、03回目のムービーもあります!近日アップ予定

関係者資料

コーディーネーター

ながたさんしりょう

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