熊谷 街・妄想・ワークショップ01回-エリアの価値を再考してみよう
こんにちは、「熊谷 街・妄想・ワークショップ」事務局です。9月27日に熊谷妄想ワークショップ０１回目がスタートしました！その様子をお届けします。
今回の０１回の焦点「エリアの価値を再考しよう」とは
全4回で行うこのワークショップ。説明会の00回から始り、今回の01回はまずは皆でまち歩き。街になにがあればいいのかを実際に感じる回です。ワークショップの詳細は前回記事ワークショップ概要をご覧下さい！
受付開始
歩きやすい涼しい天候に恵まれ、開始30分前から続々と参加者の方々が受け付けを済ませます。
集まった０１回目の参加者は総勢２３人！シェアカフェ AAOにて、今回のワークショップの運営を行う、コトラボ合同会社代表・岡部友彦氏から改めてブリーフィングを受けます。密対策のため、シェアカフェAAOも2部屋を使いブリーフィングをライブ放映。
関係者たちは外から見守っていました。
このワークショップは、コーディネーターであるAAOと各地域・分野で活躍するゲストアドバイザーの方々が、共に街を歩いて、共に考えてくれます。頼もしいですよね！
参加者の方々も、その道のプロたちのサポートがあるからこそ、このワークショップへ参加しているという意気込みを感じました。
コーディーネーター＆ゲストアドバイザー
ブリーフィングも後半。ゲストアドバイザーを改めて参加者に紹介し、まち歩きが始まります。
まち歩きスタート
今回はA、B、Cの3グループに分け、各グループにコーディーネーターとゲストアドバイザーが付き、課題となるエリアに別れて足を運びます。感じた点を記すフィールドワークマップを受け取り、いざ街へ。
各グループがコーディーネーターに練られたルートを散策。参加者の方々は街を歩きながら談話する中、目的が同じせいか初対面でもすぐに打ち解けていました。歩きながらたくさんの意見やアイデアが飛び交います。
水路、ストリート、空き家、屋上。様々なスポットを巡り、各々の見解をマップに記す。スタート拠点のシェアカフェAAOに戻る時間が遅れたりなど、皆さんまだ街を見足りない様子。
今回は特別に、空き家である「大原堂」と「中家堂支店」もこのワークショップのために開放されてました。
拠点に戻り皆で共有
さあ、次は拠点に戻り、マップに記した意見を共有しグループごとの発表と繋がります。
まずは、各グループ、各自の意見を付箋に書き、大きなフィールドワークマップへまとめます。
これだけ多くの目線、価値観、そして違う世代の方々の集まり。1人の意見に連鎖反応が起き、様々な新しい意見が新たにここで登場していました。
そして各グループのコーディネーターによりまとめが発表されます。
グループごとの発表
A班：道をもっと綺麗にしたい。ベンチを整備したい。という意見が多かった。じゃあ実際にどう妄想するのか？水辺に植栽を置く、お茶会ができる。キャンドルを並べる。とにかく人が溜まれる場所がない。
B班：人が少ない。来る目的があまりないのでは？公園が少ない。星川はせっかくいい所なのにもったいない。素敵なお店が点在していればいいのでは？でもコンビニが無いというところは実は魅力なのでは？
C班：賑わいがない。音楽を流したらどう？星川の水が綺麗になれば子供も来る。空き家の影響で寂れた街の印象。ベンチ増やそうよ。市営駐車場の屋上も有効利用できる。裏路地なんて映画ロケに最高。
コーディーネーターがたくさんの皆さんの意見を練りまとめましたが、それは本当に一部。無数の意見や案がありました。
人がいない
子供が歩いてない
あっ、そういえば公園がない
駐車場はすごいあるけどね
コンビニもないね
街全体使って大運動会できそうじゃない？
熊谷なんだから熱い銭湯！
星川沿いにサウナを置いてそのあと川に浸かるなんてどう 笑
ママたちが集えて子供が遊べる場所がなーい
水辺でお茶会
水路を日本のベネチアに！ボートで移動
星川の響きは素敵
水上遊園地
駐車場の壁をオシャレにしたら？
駐車場の横のビルの壁で映画映せない？
屋上夜市をやるとか
裏道の昭和の雰囲気もったいない
そういえばチェーン店ゼロ
でもそれっていい事なんじゃない？
海の家→川の家
星渓園と星川を繋げたい
空き家でブックカフェとか
水よしホルモン文化を広げる
ラグビーの街なのにもったいない
独立リーグの野球チームも本拠地なのにアピールゼロ
立体駐車場でスケボーパーク
屋上でＢＭＸとかストリート系イベント
大人の散歩ロード
自転車専用ロード。あと自転車屋も！
星渓園って入っていいのかわからない...
商店街の街灯をもっといかそうよ
ここには書ききれないほど、たくさんの面白い意見やアイデアがマップに貼られていました。そしてコーディーネーターたちがそれぞれの発表を行う中、今回の活動の焦点が見えてきたようです。そこは...
ストリート
水路
空き家
熊谷を、妄想と共に改善するべきと皆さんが定めた上記３スポット。立候補でどこを担当したいかを、参加者たちと決めていきます。
希望通りに、人数が均等に分けられるとはいきませんでしたが、目的は同じ。まちを良くするためのワークショップ。３チームのメンバーがどんどんと決まっていきます。
ストリートチームを率いるAAO白田氏・森氏、ゲスト永田氏
水路チームを率いる08スタジオ八木氏、AAO真島氏、ゲスト濱西氏
空き家チームを率いるAAO植松氏、08スタジオ八木氏、ゲスト原氏
そして、このリーダーたちの元に集結した参加者の皆様たち。各チームに別れて、改めて自己紹介や意見交換を行っていました。今後はSNSなどを使い、02回が行われる約1カ月後まで交流を深めていきます。きっとまたいろいろな意見や案が飛び交うのでしょうね。
０２回へ向けて
総勢23人の参加者が集まった今回の01回。そろそろ終わりに近づきます。最後は一日を通して、共に歩いたゲストアドバイザーの方々の意見や今後のアドバイスを皆で聞き入っていました。
岡部氏からの総括を最後に、01回目は終了します。その後もチームに分かれて簡単な懇親会も行うなど、意気揚々にキックオフした「熊谷・街・妄想ワークショップ」。この01回目の様子を捉えたムービーもあります。
熊谷街妄想ムービー
KUMAGAYALiFE記事
参加された方も、外部で活動を記事にしてくれました。ご紹介します。
ワークショップに潜入して熊谷の街を歩いてきたわよ♪
最後に
熊谷・街・妄想ワークショップがキックオフしました。まずは皆で歩き、課題を感じ、焦点を定めるという、このワークショップの基盤となる回でした。既に、02回を待たず、チーム内で議論する機会を設けるなど活動は活発になっていくようです。02回は「エリアの余白を妄想してみよう」です。
さあ、次の02回までどのような意見がまとまり、どのように具現化に向けて発進するのかが楽しみです。次回02回は10月24日の土曜日です！次回レポートも楽しみにお待ち下さい。
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