一時帰国の今やること②
昨日で私たちヨルダン隊員の自宅待機の2週間が終わりということで、今日また事務所からお達しが来た。一時帰国期間の今はこんな風に過ごしてください、こういうことはしても良いし、こんなことはしないでくださいという内容で、その中にはお仕事もしても良いですよというものもありました。このメールが来てから色々考えたことを、頭の中を整理するために書いていきたいと思います。
一時帰国中の選択肢
メールが来て自分の中で3つの選択肢が浮かんだ、①職場に復帰しながら、ヨルダンに戻ったときに備えて勉強などをする ②ボランティアをしながら、ヨルダンに戻ったときに備えて勉強などをする ③自宅でできることだけに注力する。 この3つ。それぞれメリットと懸念されることがある。
①職場に復帰しながら、ヨルダンに戻ったときに備えて勉強などをする
懸念されること
・自分が車を使うことで、母が不便を被る。笑
・自分が復職することで、事務局業務が増える。いつヨルダンに戻るかもわからない中、社会保険その他諸々の手続きをしてもらうのは、かなり職場の負担になりそう。
・上司の労力が増す。(考えすぎ?)
・どの部署に配置されるかわからないので、ヨルダンでの疑問点を仕事から学びたくても思うように学べない可能性がある。
・疲れて勉強どころではなくなりそう。笑
メリット
・お金が貯まる。
・元々働いていた職場なので、知りたい情報にアクセスしやすい。
・2年間連続して休職するより、復職するときの心理的ハードルが下がる。笑
小まとめ
会社の事務局や上司に迷惑がかかることがなければ第一候補かなあと思う。あと、今の日本の状況をみると、外出するかしないかを自分で柔軟に決めれるようにしておいた方がリスクが低くていいのかなとも思います。そう考えると、前の会社には見学をさせてもらうのに留めた方が迷惑もかけなくて良いのかなと。勿論、一時復帰したいことを提案をしたところで断られる可能性も高いのですが。笑
②ボランティアをしながら、ヨルダンに戻ったときに備えて勉強などをする
懸念されること
・移動コストがかかる。
・ある程度柔軟に動けるとは言え、コロナリスク微増。
・本当に知りたい情報にアクセスできるのか不明。
メリット
・予定を入れることで生活にメリハリができる
・知りたい情報をゲットできるかも?
・社会人のときより自由にボランティアができる
小まとめ
リスクとメリットのバランスが一番マシかなと感じました。最初は職場復帰の方が自分の中で魅力的だったのですが、せっかく休職している期間なのだから普通に働いている時にできないことをしようと思いました。勿論、ウィルスが蔓延している中なのでできないことややるべきでないことが多いですが、積極的にかつ継続的に取り組んでいく姿勢がなければこの数ヶ月を無駄にしてしまうなと感じています。自分自身が納得できる選択をしたいなと思います。
③自宅でできることだけに注力する
懸念されること
・長期間続けると、無気力化していく可能性が高い
・社会的コミュニケーション能力が下がる
メリット
・勉学などに励む時間を多くとることができる
・感染リスクが一番低い
小まとめ
2週間家に閉じこもって一歩も出ない生活をしてみて感じましたが、家に閉じこもるとストレスが貯まるだけではなく社会性もなくなっていきます。また、家に籠ることはロックダウンなされた場合は否が応でもすることになります。感染リスクが低くなることは魅力的ですが、状況を見ながらこちらに切り替えていければ良いかなと思います。
最後に
毎日ニュースを見ていると、ヨルダン再派遣自体が中止になってしまう可能性もあり得るし、数ヶ月後に元の職場に復帰する可能性もあり得るなと感じています。だからヨルダンに再びいく場合・職場に復帰する場合、どちらになったとしても自分が納得できる選択をしようと決めました。今すでに会社を7ヶ月休職していますが、その間に福島で2ヶ月半訓練をして、3ヶ月半ヨルダンで過ごしています。例えば今から4ヶ月間日本で待機することになった場合、11ヶ月休職したのにヨルダンに3ヶ月半だけ行った男になってしまいます(笑) 努力をしてもしなくてもその事実は変わらないのですが、どうせならこの期間を良い時間だったなと思えるようにしなくてはいけないなと思っています。この期間を毎日頑張れれば、働いてる人からしたら何年か分の成果を出せるんじゃないかなと思っています。
願わくば、今考えていることが数ヶ月後できていますように。。。
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