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レジ袋有料化

経済産業省の通達により、7月1日からレジ袋が有料になる。

理由は、「廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題」からだとの事。つまり、環境問題だね。

しかし、その解決策がレジ袋有料化?
プラスチックゴミの問題の代表がレジ袋?
これはおかしな話だ。
使い捨てのプラスチックゴミがどれほどあるか。

パンの袋、納豆のパック、豆腐のパック、ヨーグルトの容器、
お菓子の袋、お肉やお魚のパック、野菜もビニールに包まれているし、
食べ物以外でも、シャンプーの容器、各種洗剤の容器、
それ以外もみんなビニールに包まれている。

本当の解決策は、現在の使い捨ての資本主義文化を根本から考え直さなければならない問題。

この状況で、レジ袋の有料化が解決策というのは、
偽善と嘘と先延ばし、それと金儲けにほかならない。

なぜそんな事をするか。

政治家や企業のトップ、上級国民が資本主義社会の上層部、株主や社長だから。

企業は政治家にお金を渡して自分達に都合のいい法律を作ってもらう、
そして官僚や上級国民は政治家の縁戚や友達という構図。

問題があっても解決するのは自分達の損になるから、なんとかごまかしごまかしここまできた。

昔、空き缶のプルタブを大量に集めると車椅子がもらえる、というのがあったが、プルタブの問題を偽善でごまかした、それとある意味同じ類のごまかしだ。

レジ袋はね、ゴミ袋として使えるよ。
でも、パンの袋も納豆のパックも、再理由はできない。
しかもレジ袋は他の石油製品の余り物から作られているから新たな石油資源を使う事もない。

また、プラスチックゴミはリサイクルしてるはず・・・、だけど、実はされていない。
サーマルリサイクルとして燃やされているか、あるいは、委託した企業が外国やどこかにぽいしてる。

この状況で、レジ袋有料可に意味があるか。
いや、ないでしょ。

僕達は、ずっとごまかされてきているずっとこの構図だった。

今後も僕達はごまかされ続ける?
それとも「まいっか」?
それとも無関心?

でもね、関心持ったら、僕達自身も考えなくてはいけないね。
ごまかして先延ばししたいのかどうか、
不便になる事、今とは違うようになる事、
鍋持ってとうふ買いに行っていた昔みたいになってもいいのかどうか、
それを受け入れられるか考えるんだ。

豊さとは何か。
次々使い捨てる事が豊かさかどうか。
そうできなきゃ、ごまかす人達と同じだ。

うん、僕は鍋とかボウル持って買い物行くのでもいいよ。


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