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宇宙ビジネスの歩き方~好きに生きてたら宇宙ビジネスメディアの運営に携わっていた宇宙人~

①はじめに🐑

この記事は「宇宙のはじめ方〜就活編〜」企画の第二弾です。
https://note.com/soranome/n/n2c6a0058666b

②簡単に自己紹介♓

中村友弥(なかむらともや)と申します。

株式会社sorano meのメディア事業推進を担当しています。その他、宇宙ビジネスメディア宙畑の編集長をしていて、株式会社オールアバウトというWebメディア運営企業で新規事業の推進をしています。

一浪して入学した大学は法学部で、本来ならば裁判官になるという夢を携えて熊本から東京に出てきたはずなのですが……。入学早々のOB訪問で離婚専門の弁護士の方とお話しする機会をいただいて話を聞く中で、これはメンタルが持たないかもしれないと早々に夢を諦め、いろいろあって今に至ります。

宙畑にジョインしたのは、2017年2月から。オールアバウトでは、メディアの数字をどうやって伸ばすかの企画だったり、実際に編集者として蛭子さん、ドン小西さん、園子温さん,水道橋博士さんといった著名人取材、その他熱い男のための媒体で記事企画・ライティングもしておりました。その後、アドテクノロジーという、いかにWeb媒体で稼ぐかを学んでいるときに宙畑創設者の城戸から声をかけられて、宙畑の運営に携わることになりました。

他のメンバーとも似てますが、もともと城戸とは高校生向け宇宙フリーマガジンTELSTARの頃から知り合いでした。

③宇宙ビジネスのはじめかた🛰

さて、私の人生の歩みとモチベーショングラフはこんな感じです。

soranome紹介&メンバー紹介.pptx (1)

浪人したり、就活でダメだったりといった、いわゆる挫折すべきタイミングはありつつも、そんなに落ち込む暇もなく楽しいなと思うことがあったので、楽観的な性格なのかもしれません。つまり、考え込むのは苦手です。深い思考はできない気がします。その時その時やりたいことをやって生きているといっても過言ではありません。

☆ポイント1:JAXA就活失敗と目指した理由

まず、モチベーショングラフに書いた通り、第一志望であったJAXAは落ちました。落ちた後は、珍しく?落ち込んで、就活を一切しない、メールすら開かない期間が2週間ほどあり、正直その時の記憶はありません笑

そもそもなぜJAXAだったかというと、JAXA相模原の特別公開を訪れたことがきっかけです。そこで紹介されていたのは再利用ロケットの開発過程、宇宙太陽光発電といった地球の生活に直接的にも間接的にも関わる技術開発がJAXAで行われていることを初めて知った瞬間でした。

その時、宇宙開発の面白さや未来への期待感を持たせてくれることにすごく魅力を感じ、JAXAのイベント情報を見ては、できる限り都内・地方問わず参加する期間がありました。

そうして、その気持ちはいつしか、もっと多くの人に宇宙開発の魅力を伝えたいという思いに変わり、その一端を担いたいという気持ちからJAXAの広報部に行きたいと思うに至りました。その気持ちは、引き続き宙畑で休日返上で活動しているモチベーションの源泉です。

☆ポイント2:文系でも宇宙に関われますか?という問いについて

私自身、文系出身ですが、宇宙産業に関われていることから、絶対無理ということはありえません。

ただ、高校時代に宇宙産業にメディア人材として携わりたいから文系を選んだというわけではありません。

夢とか将来のキャリアとか全く考えず、選択の時にたまたま化学でつまづいていた時期で文系の道を選びました。高校生なんてほとんどがそんなに考えないまま選択しているのではないでしょうか?※自分だけかもしれません

この問いに対して、ひとつ言いたいことは、宇宙産業に関わるうえで文系か理系かということはあまり関係ないように思います。

というのも、宙畑の編集長として仕事をする際に、書いてある内容が事実であるかないかを知るためには、ある程度エンジニアの方からいただいたコードを触ってみる必要がありますし、最近は三角関数を勉強しなおしたり、物理の基礎を学んだりといわゆる理系に分類される知識が必要になるので……。強いて言うなら、文系選択をしたことで物理をまったく学ばなかったことはもったいなかったなーと。

つまり、いわゆる文系職といわれる営業でも、経理でも、法務でも、宇宙産業に関わる技術の基礎は知っておく必要があります。

その時々にやりたいことを実現するために文系・理系問わず学ぶ必要があるのは共通なので、文系・理系という考え方ではなく、「宇宙産業に関わることならば好奇心をもって学べる」と思えるかどうかを自分に問いかけて欲しいなと思います。

☆ポイント3:キャリアの作り方なんて分からん……!

こうして振り返ってみると、好きに生きてきて、経歴は後から勝手に恵まれてついてきたな……という思いでいっぱいです。計算してできた経歴は、大学入学までだったような気がします笑 

大学に入学してからは、東京に出てきたというのも大きいですが、好きなものが見つかったらそれに近い人に会いに行ったり、調べてみたり、イベントに訪れたりと、そこで得た経験や出会った人とのつながり、そして、会社に入って求められた結果を出すために学んで得たスキルがひとつひとつ繋がって今に生きているなと思います。好きに生きていたらきかっかけがたくさん生まれていて、そのきっかけがまたさらに面白いものを呼び込んでくれました。

たとえば、就職活動をしていたときは、宇宙開発に携わる企業としては2020年の今ほど宇宙ベンチャーも誕生しているわけでなく、情報もJAXAに関するニュースが報道される程度で、情報の発信源が今ほど多様化していない時代でした。そう考えると5年でいかに時代が変わるかということに驚かされます。

JAXA就活失敗後、オールアバウトに入社した背景は、TELSTARとして活動する中で、たまたまオールアバウトの方に出会い、誘ってもらったのですが、ここでメディア運営のスキルを身に付けてJAXAに転職しようと思っていたくらいでした。

ただ、実情としては、メディア運営のノウハウを知った結果、たまたま宙畑という媒体に携わることになり、発信したい情報と企画をより多くの方に発信できる立場になれていることはすごくありがたいなとひしひしと感じております。

計算して人生がうまくいく未来は、少なくとも自分は見えていないので、キャリアプランは?とか聞かれることがとても苦手です。そしてきっとこれからもずっと苦手なままな気がします……。

ということで、モチベーショングラフも好きに生きているので、基本的には右肩上がりです。一番下がったところが、会社で10人以上のマネジメントを求められた時で、そのスキルが圧倒的に不足していてめちゃくちゃへこみました。いまだにそのスキルは身につけられてないので、会社の同僚の方や、sorano meであればメンバーに助けられてばかりで、そこで出会ったメンバーも好きに生きていたら出会ったメンバーです。感謝。

④これからやりたいこと

メディア事業部としては、いかに宇宙産業を盛り上げるための情報をより多くの方に届けるかだと考えているので、まずは多くの方に情報を届ける流通網を作ること。その上で、整ったうえに今後sorano meが産み出す事業をうまく上乗せすることを実現したいと思います。

また、個人として最近興味があることは、情報発信にとどまらず、宇宙産業の市場規模シェアに影響を与えるくらいのビジネスを産み出していきたいと思っています。

⑤終わりに

以上、「好きに生きてたら宇宙ビジネスメディアの運営に携わっていた宇宙人」の宇宙ビジネスの歩き方でした。深く考えることが苦手な方にとって、「とりあえず今興味があることに足を突っ込んでみる」ということから勇気をもって始めて見ると面白いですよ」というサンプルになると良いなと(なるのかなw)。見る人が見れば相当イライラするモチベーショングラフかもしれません笑

もしよろしければTwitterをやってますのでフォローいただけると嬉しいです。

次回は、ラグビーが大好きで、sorano meの中でもロケットや技術革新といえばな長田くんです。

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