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浅草雷門そばのお蕎麦屋さん

大阪から東京に来る際に、一番やりたかったことが「お蕎麦屋さんで一杯」でした。大阪ではうどん文化ですが、うどんで一杯、というのは聞いたことがない。うどんは、ササッと食べる、あるいは立ち食いみたいなイメージです。
しかし、東京では蕎麦を手繰りながら、熱燗または冷やをキュッと飲むのが美味しそうだし、粋っぽい。
東京で最初に住みたかったのが浅草。なんか粋な雰囲気が好きでしたが、浅草は駅近のマンションがバカ高。あるいは、駅から遠い。
ということで、浅草に住むのは諦めたのですが、20年経って浅草の川向うに住むことができました。
当時は行きつけのお蕎麦屋さんはなかったのですが、ここ数年でようやく好きなお蕎麦屋さんに出会えました。しかも、雷門から徒歩10秒。

こちらでは、まず鶏わさをいただくのが僕の基本。

鶏わさ

見た目は地味ですが、他店と違ってしっかりわさび醤油に漬け込んであります。わさびが苦手な人には無理ですが、わさび好きにはたまりません。これと、蕎麦焼酎のそば湯割りで決まりです。

そば湯割りとお通し

こちらのそば湯割りが、またいい割り具合で、夏でも飲んでしまいます。そして、蕎麦をいただかないままに帰ることも多いのですが、食べるのはトップに上げた写真の鴨せいろ。鴨が美味しいし、出汁も美味しい。
さらに、女将さんが下町らしい気風の良い方で、美味しいお酒とお料理を盛り上げてくれます。
週末は、通しで開いているので、浅草に行かれたら、メンチカツとかメロンパンとか、どこでも食べられるものでなく、浅草らしいお蕎麦屋さんに行かれてはいかがでしょう。

御膳蕎麦 雷門 田川


#このお店が好きなわけ


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