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テレワークで本当に仕事ができるために会社がやるべきこと

以前「在宅勤務でサボる人が急増した説」を書いたところ、あちこちから反響をいただきました。そして、こんな記事がありました。

「在宅でもサボる権利がある!」テレワーク中にサボる人たちの言い訳(マネーポストWEB)

でも、在宅勤務だとPCの画面をずっと見つめ続けなければいけないというのはおかしい。ちょっとした息抜きは必要じゃないですか?

どうやら、世の中には「PCの画面を見つめる」ことが、仕事だと思い込んでいる人がいるようです。(笑)

そもそも、日本の就労の法律が古いわけですね。週に40時間ということを、目安にするのはいいけれど、法律にしてしまっていることに無理があります。なので「サボる」という方向に向かってしまう人たちが、少なからずいるわけです。

僕の行きつけの居酒屋さんに、昼過ぎに来た20代〜30代の男女4人に、店員さんが「今日はお休みですか?」と聞いたところ「いや、テレワークなんですよ」と答えたそうで、店員さんが驚いていました。(苦笑)

そもそもテレワークをできる人は、成果物ベースで評価されるべきだと思います。PCの前に座っているかを監視するツールとかあるそうですが、頭悪すぎです。

そうではなく、例えば昼間は寝ていて夜中に仕事をしたとしても、成果物が期限までに提出されればいい、という評価に変えれば、昼間に飲んでいても構わないわけですよね。もちろん会議があるとかは別ですけど。

僕が考える、テレワークで仕事ができるための施策はこうです。
1.成果物ベースで評価する
2.期限を明確に(例:10月1日15時)時間まで決める
3.可能な限り会議を減らす(リアルタイムで拘束しない)
4.月次で管理職との短時間面談(オンラインで可能)

成果物ベースで評価するのは当然として、期限を日付単位ではなく、時間で決めないと、10月1日と言っても、夜中まで含まれかねない。また、受け取った人間が確認しないといけないので、終業時間ギリギリではなく早めに設定する。

あと、会議はできるだけ少なく、短時間で済ませる。リアルタイムで拘束する時間をミニマイズして、一回の会議も15分単位で実施。

最後の月次面談で、困っていることや、気になっていることなどを聞き出す必要があります。一人で鬱々としていてもいけないですし、必要であれば週次の面談でもいいかもしれませんね。

テレワークを自社に本気で根付かせたいのであれば、今まで通りのルールやルーティンを在宅勤務に持ち込んでうまくいくはずがない。そんな当たり前のことを感じている今日この頃です。

サポートよろしくお願いいたします。