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リップで気づいた自分の劣化

先日のオンラインミーティングにて。

10人くらいが一気に集う場で、全員の顔が映った瞬間、やばい!と思った。

……リップをつけ忘れた。

普段からあまり濃いメイクをしていないせいもあって、リップをしていないとほぼすっぴん状態。かといって、今からリップをつけるのはおかしいし、理由なく画面オフするのも変に思われてしまう。

……どうしよう。

自分の顔が気になってミーティングの話がぜんぜん入ってこない。話をふられるないようになんとか気配を消そうとするが、こういうときに限ってバンバン指名されてしまう。すっぴん同様の顔で話すわたしを見るみんなの視線が怖くて、話すときは自分の顔しか見れなかった。

結局、そのままミーティングは終了。10人近くにほぼすっぴんの顔を晒して終わってしまった。

ほんの数年前くらいはほとんどリップをつけていなかった。乾燥するときに保湿リップを塗ってたけど、色付きじゃないやつだった。そのくらい唇が赤くてぷっくりしてたから、リップは要らなかったのだ。

しかし、いつしかリップがないと化粧したかどうかもわからない顔になった。まだまだ若いと思っていたのに、知らないうちに“劣化”が始まっていたのだ。

あの日以来、オンラインミーティングの前には鏡をちゃんとチェックしている。劣化した自分を二度と晒すことのないように。

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