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若さに価値はあるけど、それ以上に今の自分は価値がある。

芥川賞に21歳の作家が選ばれたニュースを見て、15歳の私は泣いただろう。
26歳になっていったい何しているの?

メディアはこぞって「最年少」を強調する。
え、その歳でそんなことできるの?って驚きがあるからだ。
「若い」ってだけで、すごいことになる。
若さの特権。若い価値。

でも、自分はいつまでも「若いから」って、その価値に甘えていられない。
みんな1年経てば1歳歳を取る。気がついたらもうアラサーになってる。
若さは気がついたら無くなっているんだ。

「若さ」という剣を愛用しすぎると、刃こぼれ起こして使えなくなってしまう。
だからそれ以外の武器も用意しなくてはいけない。

きっと若くして自分の才能を開花した人は、「若さ」以外の武器をずっと作ってきたんだろう。
ただ、普通の人が気がつくのは大学を出てから。
その時にはもう「若さ」の剣は刃こぼれ寸前。
自分自身の価値を作らなければ、生きていけない。

26歳の私はもう「若さ」の剣は使えない。
だから鎧に作り替えて、飛び込む勇気にする。
新しい剣は、必死で身につけた「スキル」。この剣に「付加価値」の魔力を込めて、戦うしかない。

こうやって頑張っていたら、15歳の希望に溢れてた私も許してくれるよね?

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