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🎬登山って、人生をギューってした感じなのかもと思ったドキュメンタリー映画「メルー」

「そこに山があるから」

って誰の言葉だったっけ。

と思ってググってみたら、イギリスの登山家、ジョージ・マロリーさんという人らしい。

そんな人知らないのに何で言葉だけ知ってるのか不思議。


今回観たドキュメンタリー映画「メルー」。



今年観た映画の中でダントツ良かった。

今年何本観たか覚えてないけど。

いや待てよ。スラムダンクも良かったな。


「人生は小説より奇なり」

って言葉がある……かどうか心配になったから、これまたググってみたら

「事実は小説より奇なり」

だった。

危ない。無知がバレるところだった。

いや何が言いたいかって、


なんかもうこれ、映画より映画やん。


ってこと。


メルーっていうのはインドのヒマラヤ山脈の山で、このドキュメンタリーを撮影中の当時はまだ誰も登頂に成功していなかったらしい。

その山に挑む男達を記録した映画なんですが、観ながらずーっと思ってたこと。


何で?何でそこまでして登るん?



ハイキングすら気が向かない私からしたら全く理解できない。

階段なんて3階まで上ったらゼーハーゼーハーするし、学生時代のマラソン大会の前日にはてるてる坊主を逆さに吊るして「雨降れ」って願掛けしてたし、最近は何もないところで躓くし。


何でなんだ。

山頂に宝があるわけでもないのに。

普通に生きてるより怪我や死に直面する可能性が高いのに。

何で?

達成感があるのはわかるけど、こんな思いまでして??

って思いならが観てたら途中から「理解したい」って感じ始めてきて。

そしたら何かわかった気がした。

タイトルに書いちゃってるけど。


登山って、人生をギューーってした感じなのかも。


出会い、別れ、絆、目標、挑戦、困難、達成、みたいな人生で経験することを、登山の中でギューーって。

私が亀の歩みで人生進んでる間に、登山家は数週間で人生一周してるような。

そこに山があるから登る気持ちが何となくわかる気がした。

だからって私は絶対に来世でも雪山なんて登らないんだけど。


プライムビデオで観たもんだから、アプリ開いたら雪山登山系の映画がたくさん表示されるようになっちゃった。

次はどの雪山観ようかな。



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