鬼滅の刃で自己啓発と占星術《自分のことが好きじゃないなんて言わないよ絶対》

記事を書くためにアニメを観返しているのに、記事は置き去りにしてただひたすら観てしまう。

だって面白いんだもの。

《自己肯定感》

前回は、承認欲求についての記事を書きました。

「誰かに認められたい」という気持ちに囚われてしまって苦しむ話。

今回は「期待に応えたい」という気持ちで自分を奮い立たせるお話です。

剣士になるため、厳しい修行を受けている我妻善逸あがつまぜんいつ。

善逸ぜんいつを弟子として迎えた師匠は、彼に才能があると確信しているのですが、当の本人は「自分には無理」と泣きわめく毎日。

師匠の期待に応えたい。

そのために精一杯努力はしているけど、思うように強くなれない。

怖がりで泣き虫な善逸ぜんいつのセリフ。

「俺は、俺が一番自分のこと好きじゃない」

なんて悲しい言葉。

こんなにハッキリ言葉にすると、ズーーーンってなる。

「わたし、あなたのこと好きじゃない」

なんて言われたらスーパーショックだし、誰かに言うことだってないのに、自分自身には言っちゃうこと、私もあったなーー

ひとつの技しか習得できない善逸ぜんいつに、師匠は言います。

「一つのことしかできないなら、それを極め抜け」

鬼滅の刃 立志編 第17話

そのままを認めてくれた上での的確なアドバイス。

くーーー！シビれるー！

「自己肯定感を上げる」

とはよく言いますが、いきなり上げるのは結構難しい。

上げる前に、「否定しない」を定着させるのがポイントじゃないだろうか。

入門編だと思うけど、案外これも難しい。

私は器用貧乏タイプなので、ひとつを極めることができません。

今のところね。

忍耐力もありません。

今のところですよ？

《忍耐・努力のやぎ座》

敵の毒にやられた善逸ぜんいつが恐怖でパニック中、師匠のことを思い出します。

親のいない俺は誰からも期待されない。
（中略）
でも爺ちゃん（師匠）は何度だって根気強く俺を叱ってくれた。何度も何度も逃げた俺を、何度も何度も引きずりおろして。
俺を見限ったりしなかった。

鬼滅の刃 立志編 第17話

ダメダメな善逸ぜんいつを、「諦めるな！」と鍛え上げようとする師匠。

この二人の関係は、まさに山羊座と土星の関係。