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何かを得るために何かを捨てる

夫はgeneの張本さんを尊敬している。

今日は張本さんのこのことばを、私にも教えてくれた。

リスクの同義語はリターン。何を優先順位の最上位にもってきますか?ということなんです。
ちなみに、ぼくは優先順位をつけるということは、大切なこと以外を捨てる行為だと考えております。

さあ、あなたは、何を捨てますか?

夫は「ぼくはお金と時間を使うというリスクをおかして大学院に行った」と話していた。得た物は「自分の無力さに気づいたこと」「尊敬する先生とつながれたこと」「大学院の同期の仲間に出会えたこと」「研究の一端を覗けたこと」だそうです。

そうなんだ。

確かに毎日の生活は、数々の選択の結果の積み重ねでできている。

私は今日、利用者さんのことでどうしても伝えたいメッセージがあり、他の職種の方へ共有を図った。

メッセージを伝えることで自分が失われるものは多いと思った。

でも、それでもひけない気持ちが優先順位として勝ってしまった。

捨てたものは、「ああ、この人面倒くさいな。よくわかっていないな。」という印象を持たれること。

そんなものはどうでもよかった。現状をゆさぶることが必要だと思ったから。

自己を削りながら、痛みを伴いながらも、捨ててもいいものに勝る信念というものは、きっと人によって全然違うんだろうなぁ。

そんなもん捨ててしまえと人に思われるものほど、大事にしている人もいるし、急に自分の中の大事なものを捨てなければいけないような差し迫った場面もある。

コロナ禍で、どう優先順位をつけていくのか。改めて人生で何を大事にしていくべきかを私は問われているのかもしれないなと思った。


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