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思ったことや考えたこと

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日々暮らしていて、頭にふっと思いついた考えや、人から影響を受けて浮かんできた思考の断片などを書いたもの。
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#最近の学び

問いをもつこと

私の暮らしに「問い」はかかせないものだと思っている。 「これはどうなっているんだろう」 「なんで結果がこうなるんだろう」 「これはどれをさしてるのかなぁ」 「あなたはこれをどう考えていますか?」 わからないものは自分で調べる。本を読んだり、インターネットを開いてみる。あるいは他者を頼る。知人に聞いてみたりする。すぐ答えが出ないものも多いが、それはそれで長いスパンでじっくりと考え続けたりもする。 普段の生活でも、私は子供によく質問をされる。 私はそれを同じようにわ

鈍化するひとたち

つい先日「美人な奥様」 と言われた。 たまーに「美人」と言われることがある。 言って下さる方は主に高齢者の方。 私の仕事で対峙している方たちは高齢者が多い。そして私と夫は同じ会社で働いていて、同じ職業であるがゆえに、私たち夫婦で一緒に関わっている利用者さんも多いのだ。夫は「やさしい」とよく表現される。夫は高齢者、特に女性受けが良い。「僕は80歳以上の女性にはモテる自信がある」と冗談半分で言う事もある。そのあとは「若い人にはモテないけど」とお決まりのように自虐的に続く。

支える人を支える

ケアについての本を読む。 読んでいるのは、仕事に関係するからというだけではない。 私自身が日々悩むことがあるからだ。 仕事で関わる人たちは、国で決められた料金を頂いており、プロとして働かなくてはという意識がある。 そして、仕事以外でもケアについて考えることは、私にとってはかなり必要なことであると思っている。 それは、この東畑さんの著書で言うところの「専門家の帽子を脱ぎ、自分の人生をきちんと生きる」という表現がふさわしいと思う。 心の専門家が学んだ専門知 一般人が日

眠る、夢、雑感。

夢見る少女じゃいられない! 私が学生の頃、相川七瀬さんという歌手の歌が流行っていた。 私はスペースシャワーTVで流れる「BREAK OUT!」のMVを見て「なんてかわいい顔立ちの人なんだろう」と祖母の自宅の和室の畳の上でごろごろしながら彼女の顔に見惚れていた。 夢見る少女じゃいられない、のか。 私はこの先どうなるんだろう....? 先が見えない自分を持て余していた私は いつのまにやら夢ばかり見る大人になってしまった。 隙があれば大なり小なり妄想ばかりしている。

身体に問う

きくこと 感覚 私はいったい何者でどこへむかいつつあるのか 私はベージュの一冊のノートを見て振り返りをしていた。 これから、オンラインでつながる相手は約1か月振りの相手であった。 彼女は「インタビューの教室」で知り合った仲間だ。 彼女からは連休前にメールが来ており、それは 「また、インタビューしませんか?」 という内容であった。 私たちはこの春、西村佳哲さんが主催している「インタビューの教室」に参加した。 西村さんのnoteより一部紹介 インタビューの教

「ひとの話をきく」とは「相手がより自分を表現できる時間を一緒に作る事」

soar conference 2日目を終えて、西村さんの話がとても印象にのこった。 話もさることながら、西村さんの声とセッションでの空気感がとても良かった。 時間がゆっくりと動いている。 その中で着実に思考がすすんで 「進化」して 「深化」しているような 海に潜っているような、山の奥に入っていくような不思議な気分になった。 表題のことば 「ひとの話をきく」とは「相手がより自分を表現できる時間を一緒に作る事」 が一番、心に残っている。 人の話を聞けるようになりたい