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XR機器についての考察

MetaQuest2の価格が今よりも安価だった頃。Unityというソフトを使えば自分でも好きな世界を作れるという事を知り、VRという世界を体験できる機器を初めて購入した。
セットアップの段階からもう既に3D映像大好き人間としては大感動。
めちゃくちゃ没入感が凄すぎて心底こんな機器が他のゲーム機よりも安い価格で遊べることに驚いた。更に当時はUnityというソフトを使い始めた頃でMetaQuest2の簡単なアプリを作ってみた。単純に立方体や球体を地面に配置し、掴んで投げるだけなのに大感動。しかも思っていたより簡単にその世界を作ることはできた。
それからしばらくの間VRの世界に没頭し、色々試した。世界中でメタバースという言葉も盛り上がり、仮想通貨、NFTも大躍進の時期だった。
それから後、徐々に熱量も下がり、社会のVRに対しての盛り上がりも生成系AIに移り変わっていった。

また数年先には更に進化したXR機器が登場して次の波もまたやってくるんだろうと思うが、それもまた今のハードの上位版というだけでニッチな商品なのは変わらないと思う。ではXR機器がよりもっと身近に受け入れられるためには何が必要なのか。
個人的に必須な条件としては、ハードウェアの向上によるよりリアルな世界に飛び込めることを優先するよりも、より簡単に手軽に持ち運べるハードとして完成させることが大切なのではないかと。
で、私が考える手軽さの一例として、スマホから脳に直接何かしらの信号を送って目の前にいろんな情報が表示される、というのは色々な観点から無理だと考えるし、ハッキングされた場合の恐怖感も半端ではないので、まだまだ当分先の技術になると思う。では、どの程度までなら広いユーザーに触ってもらえるかというと、多分ワイヤレスイヤホンレベルまで小さくて簡単に装着できるものになれば圧倒的に広まりそうな気がする。
それは、左右の耳に装着するという行為は現在で十分に使われているし、それに視覚的な効果を付加する投影技術が出来れば、わざわざメガネを装着するというわずらわしさもないので広く受け止められそうだと思う。そして両耳から立体映像を目の前に表示させる技術はもうどこかがやってそうな気がする。
その方式が実用化でき、手軽に購入できるデバイスになった後は、各社の競争で高機能化はもの凄い勢いで進むだろうし、低価格化も進むだろう。

期待したい。

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