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こどもが発熱したときに気をつけていること3つ
日曜日の夕方から、いちばん上の子(小学生)が発熱しています。
39℃近く熱を出しているので、パパもおろおろ。
しかし以前からずっと思っていたのですが、元・保健室の先生の私と、パパで心配しているポイントがなんか違う?と思うので、今回は私が気をつけて見ているポイントを書いてみようと思います。
1 熱の高さよりも意識レベルはどれくらいか
体温計の数値よりも気になるのは、脳炎や髄膜炎の可能性はあるのかどうか、です。
よく小児科の先生からも「熱が高くても元気そうなら大丈夫」と言われると思うのですが…
・おもちゃやゲームで遊んだり、本を読んだりできるのか?
・食欲はあるのか?
・受け答えははっきりしているのか?
元気そうなら今すぐ病院に連れて行ったり、あわてて解熱剤を飲ませなくても大丈夫なことが多いです。
こどもが少し大きくなってきたら
・メンタルが弱っているだけなのか?
を見極めポイントの1つにしています。
(フラフラする…と言いつつも、自分の足できちんと歩けているのか?など)
逆に心配な状態をあげると
・高熱で顔色が悪い
・トロンとして呼びかけても別人のようにしている
・言動がおかしい
・けいれんを起こす
・甲高い泣き声をあげている
・嘔吐や吐き気がある
です。頭をぶつけたときなんかもそうなんですが、この辺の症状が見られたらただごとではないので病院へ。
2 とにかく記録する
いつから?
どのような症状が出ているのか?
通っている園や学校では流行っているのか?
病院でもよく聞かれると思うのですが、とにかく記録しておくことが大事です。(きょうだいが居るとだんだん分からなくなるので、なおさら…)
私はみてね愛用ユーザーなので、体温計とこどもがうつるように写真を撮り、症状を記入して家族間で共有しています。
使えるものはなんでも使う。笑
3 具体的な確認方法など
各ご家庭でママが病気のこどもに声掛けするフレーズは色々あると思うのですが(なにか食べられそうなものはある?など)
もしかしてこれをやってるのって私くらいなのかしら…!?と思ったことを挙げてみようと思います。
食べられるレベル確認
食べ物を段階的に少量ずつ出して、現時点の食べられるレベルと、意識レベルを確認しています。
・ウィダーインゼリーなど
⇨吸うだけならできる
・ヨーグルト、プリン、茶碗蒸し、おかゆなど
⇨スプーンを口に運んでごっくんできる
・パンやカステラなど
⇨固形物をもぐもぐできる
・普段食べないジャンクなお菓子やカップ麺など
⇨喜んで食べ始めたらかなり元気
食べるという動作を見ながら、どれくらい体を動かすことができているのか合わせて見ていく感じです。
ちなみに今朝のうちの子はパンまでいけました。2〜3口でもういらない、だったけれど。
わざと雑談する
「今日って何日だったっけ?」
「あれ、さっき熱測ったときは何度だったっけ?」
「昨日の給食ってなんだった?」
など、負担にならない程度の質問をごく自然に、意識レベルを確認するためにあえて投げます。
(もちろんある程度受け答えできそうなときに。ぐったりしていたら無理。笑)
ちなみに中学生くらいになってくると「先生なんなの…知らん…」と、わざと答えてくれなくなったりするので、その際は意識レベルがJSCいくつだから救急車呼ばないと…などと言って意識障害患者がどう分類されているのか教えたりしていました。
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脳血管障害や頭部外傷のときに使うものなんですが、こういうのもあるので覚えておくと目安になるかも。下に行くほど重症です。
「元気そう」の見極めが大事
よく「元気そうなら大丈夫」とか「普段と違うと思ったら病院へ」と言われますよね。もちろんそれは正しいです。
ここまで色々難しい言葉も交えつつ書いてきたことは、元気や普段を数値化したり、言葉であらためて表すとこうなる…と言ったことなんだと思います。
私たちの脳は現状維持を好むので、自分に近しい人であればあるほど、重篤な症状になってもそれを見極めるのが難しかったりします。
「元気そう」「普段」の幅を勝手に広げて解釈してしまったりするんです。
なので、なんとなく元気そう、なんとなく普段と同じではなくて、今はどのような症状でどの段階のことができるのか、きちんと記録しつつ、見極めていくことが大切だなと思っています。
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