「最後は臼が笑う」久々の小説
森絵都さんの短編で、Kindleで読んだ。
※ネタバレを含むため、嫌な人は
読まないでください。
小説の類を読んだのは半年ぶりぐらいな気がする。
この小説が表していることは何なのか
考えてしまう。
完全に個人的な所感だが、
人の気持ちを操りたいという気持ちより
自分の欲求をかなえたいという
気持ちの方強い
みたいなことを感じた。
席を譲ることで相手を傷つける男と
その男をこらしめようとする女性たちと
ただ単に席に座りたかった女性。
男は「他人を傷つけたい」
女性たちは「男を傷つけたい+今まで
傷つけられて人たちのためにも仕返しを
したい」
女性は自分のプラス感情のために
欲求を叶えたい
最終的に女性が
短い話だが、それぞれの登場人物に
感情があり、
短編であるがゆえに
書かれていない背景を想像してしまう
内容だった。
定期的に小説を読み。
感情に想いを馳せる時間を取りたい。
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