令和4年度前半の振り返り

 長いこと更新が止まっていましたが、久々に記事を書く時間ができたのでアップします。
 
 私事ですが、10月で現職に就いてから半年が経ちました。また、日本陸連公認審判資格を取ってから半年経ちました。半年経つものの、「アイツ、今何してんの?」と思われるのも何かアレなので、色々なことが始まって半年経ったこのタイミングで、一旦ここで今年度の前半戦の振り返りをしようと思います。仕事から陸上から、何もかも含めての「今」を書いていきます。
 

①仕事の面で


 さて、冒頭で現職に入職して半年と書きました。ご存知の方も多いかと思いますが、改めて説明します。
私は、昨年10月29日までは警視庁警察官でした。理想と現実のギャップ、クソな上司しかいないパワハラ横行の組織体質、栃木の陸上に関わり、ゆくゆくは箱根駅伝やその他の大きな舞台で活躍できる選手を自分の手で育てたいという色々な思いがあり、思い切って警察を辞めました。何度も言いますが警察なんか辞めて良かったです。少なくとも今、地元で陸上に関わって過ごせるので、安定と高給を捨てて帰ってきて良かったと心底思います。
 
 10月末退職なので、途中で中学校の先生の補助みたいな、パートタイマーをやっていた時期を経て、今年4月に現職に入職するというのが今までの流れです。
 現職は、まあ色々な人がいて、良いことばかりではないし、何よりこのnoteすらまともに更新できないくらいの休日出勤&長時間労働という環境ですが、なんとかやっています。毎日帰って寝られるし、少なくともいつ襲われるか分からない緊張感の中、防刃チョッキを着て暑さ寒さの中で街中に立ち尽くすよりかは良いのかなと思っています。
 
 まだ入職して半年なので、当然何も分からないし何をしていいかも分かりませんが、上手いことやっていけるようにしたいものですね。あとは、上の人が理不尽なことを言ってきたら、噛みついて論破してこちらの要求を呑ませるくらい仕事ができて頭が良かったら良いのですが、これはもう少し時間がかかりそうです。私みたいな反権力性の強い人物に黙って話を聞けというのは無理な要求なので。まあ、そんなことはどうでもいいんですけど、同じ仕事をするなら楽しく、そして人のためになる仕事をしたいものです。
 

②陸上の面で


 仕事に関しては、正直良いことのほうが少ないし、社会人なんてそんなもんだし、やる気があっても下々の社員というのはお上の下請けでしかないので、私がギャーギャー騒いだところで何も変わらないし、ムカつくので、陸上競技の話に移ります。
 
 今年4月に、日本陸連の公認審判資格を取得したのは、冒頭で書いたとおりです。審判資格を取得してからというもの、行ける時には県内の各種競技会の審判を行い、審判技術の向上に努めています。
 
 今年は、栃木陸協記録会に始まり、マスターズ選手権、国体予選会、U16陸上最終予選など多くの大会に審判として出席しています。中でも今年は国民体育大会と障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」が開催され、仕事の都合もあり、参加できる期間が限られたものの、国体・障スポ合わせて5日間の参加となりました。これは私の中で非常に貴重な経験となり、今まで競技者としても全国規模の大会には参加した経験が少なかったので、非常に楽しかったです。これについては、また別の記事をアップします。
 
 さて、審判をしていていつも思うのですが、栃木陸協の審判は高齢化が進んでいます。それ自体が悪いとかいうことではないですし、そういった先生方から学ぶところも多くあり人間関係も広がるのですが、果たして今の審判数をそのまま維持できるかというとそんなことはありません。実際に、今年の国体を機に審判を辞めようという先生方の声も聞くので、来年になったら今よりも厳しい競技運営を迫られることになると思います。
 
 競技を下支えするのは選手と審判であり、選手がいなければ大会はできないし、審判がいなければ大会はできません。片田舎に住む審判経験の浅い人が叫んだからと言って何かが変わることは無いと思いますが、今はこれからの栃木の陸上を担う世代として、できることをきちんと行っていくしか無いのかなと思っています。どうしても仕事との兼ね合いもあるので厳しい部分もありますが、来年度は赴く大会数を増やして、審判経験を増やしていきたいなと思います。
 
 以上が今年度前半戦を振り返って思ったことなどです。次の記事では、国体と障スポに参加した話なんかを書こうと思います。

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