不妊治療の前に夫婦で話し合っておくべきこと
こんにちは(^ ^)
不妊治療をしていくと、夫婦2人で決めなければならないことがたくさん出てきます。
そこで今日は、不妊治療をしていく上で、夫婦で話し合っておいてほしいことについてお話していきます。
不妊治療をするために、病院へいくと思いますが、初めて病院へ行く時、夫婦揃って行くのが理想です。
しかし、実際お二人で来られる方は2割いるかいないかくらいのように感じます。
最初は女性ひとりで受診するケースが大多数ですが、治療を進めていく中で、男性も検査を受ける必要があったり、中には手術を進められたりと、ひとりでは決定を下せない状況が出てきます。
治療をしていく中で、なかなか言い出せなかったり、意見が食い違ったりすることもあるかもしれません。
そんな時は、不妊治療についてじっくり話し合うチャンスだと捉えてください!
また、そうした機会を通じて、男性も検査や治療内容・目的に関する知識を深めていくことが大切です。
一度決めたことでも治療を進めていくうちに状況や気持ちが変わっていくこともあります。
そんな時は、話し合って決めたことだからと我慢するのではなく、正直にパートナーに相談してみましょう。機会がある度に話し合いをしていくことが大切です。
どんな小さなことでも話し合いをすることでお互いの理解が深まるはずです。
では、具体的にどんな場面で話し合いが必要になってくるのでしょうか?
話し合いの時に注意するべきことについてお伝えします。
◎ふたりで相談しておきたいこと◎
*検査を受けたいと思った時
赤ちゃんを授かるために医療の力を借りることに対し、前向きではない方も多いと思います。特に男性の場合、自分のこととして捉えることが難しく、「考えすぎじゃない?」とか「治療はまだ先でいいよ」と思う方が多いと思います。
相手の気持ちを無視して治療を進めるのはNGです!
そもそも不妊治療を受けるのかどうかと言うこと自体を話し合い、考えを統一することが必要です。
*不妊原因に対してどんな医療を受けるのか
不妊原因が特定された場合、治療のために手術が必要になることもあります。
しかし、手術には100%リスクがないとは言えません。
また、治療方法も複数の選択肢がある場合もあります。
どの治療を選ぶのかと言うことをよく話し合いましょう。
*男性の不妊検査を受ける時
不妊検査には男性が受ける精液検査もあります。後々相談が必要になるので、病院で検査を受けたいと思った段階で話し合っておいた方がいいでしょう。
スムーズに原因を特定するためにも、初診から一緒に検査を受けることをおすすめします。
*どこまで治療をステップアップするのか
一度治療をはじめると、自動的に治療のステップアップが行われがちです。(医療者は早く妊娠してほしいと願っているので、、、)
しかし、タイミングから人工授精へ、人工授精から体外受精へとステップアップをすすめられた時は、夫婦でよく相談して決めましょう。
*治療の予算
不妊治療では、自費診療(保険が適応されない治療や検査)が多くあります。特に、体外受精などの高度不妊治療は1回あたりにかかる金額がかなり高額になってきます。(※体外受精の場合、1周期の治療で100万円近くかかってくることもあります)
治療を始める時や、ステップアップする際の予算面も話し合っておく必要があります。
*治療をやめたくなった時
通院回数の多さや、なかなか妊娠に至らない精神的負担など、不妊治療では想像以上にストレスがかかるものです。診察時、涙を流す方もたくさんみてきました、、、
治療を苦痛に感じるケースも少なくありません。休みたいと感じたら無理せずにありのままの気持ちを伝えましょう。
不妊治療は、普通の病気とは違って、原因を突き止めてそれを直せば終わりではありません。
何がなんでも妊娠したいんだと言う方、出来る限り自然妊娠を望む方。考えは人によって様々です。
考え方が違えば、話し合わなければいけない内容も変わってきます。
上記にまとめた内容は必要最低限のことですので、上記以外のこともお二人でしっかり話し合ってみるとより良い治療をすすめていくことが出来るのではないでしょうか?
悩んでいる方いらっしゃいましたら気軽にご相談ください(^○^)
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