2020年8月 南信紀行その2
さて昼神温泉の朝は朝市で始まります。毎朝開催。
例によってとうもろこしもたくさんあり。生で試食させてもらった。なかなか甘いなぁ。あとは地元産のお漬物、野菜などなど。宿泊客ばかりなのでまあ、まとめてお土産買ってもらおうという戦略でしょうか。妻は干柿を買って喜んでいました。
長野Deep Southの旅は続く。
はなもも街道を西行き、長野県の伝統的工芸品、ろくろ木地師の里へ。
今回のメインイベントです。今は数件が残るのみですが、主にろくろを使って木を加工し、食器などを作っています。どれも国内の木材。値段は安くないが素材といい加工といい、こういうものを使いたい気がしたので、お皿などゲット。ちなみに国が指定した伝統的工芸品は長野県で7つだけ。このろくろの里はその一つになります。
お店によっては作業風景が観られたり、体験が出来るそう。
奥に見える木箱のように、木を組み合わせて釘を使わずに作るさしものと呼ばれる作品にも力を入れている。ろくろだとどうしても丸いものばかりになってしまうものなあ。
さしものの技術とろくろを合体させたこちらの皿は凄い。こんなの見たことない。イタリアのモダンアートみたいな明るさがある。
こちらは受注製作で3ヶ月待ち。妻がとても気に入り注文しました。
さて、更に山道を進み、旧中山道を少し歩いてみる。
木漏れ日が涼しく気持ち良い。
前回木曽路で妻籠宿まで来たので、もう一足先の馬籠宿を目指す。
峠の手前に滝あり。これは一見の価値あり。古の時代も旅人がここで涼をとっただろう。
岐阜県に入り馬籠宿に到着。
浅田次郎お勧め大黒屋の栗ご飯をいただく。
今回は長野県の広さ、深さを改めて感じる事が出来ました。是非一度訪ねてみて下さい。