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「癒し」は続くよどこまでも

以前、心理学を夢中になって学んでいました。
それまでに
引き寄せの法則や占い、各種ヒーリングや
カウンセリングやセラピーにハマった後に心理に出会い
それまで出会ってきたどんなものよりも
素晴らしいと信じていました。

なぜ素晴らしいと思ったのか?

生きづらくて
生きづらくて仕方がなかった私が
色んなセラピーやスピリチュアルにハマり
それでも解消できなかったことを
心理学はようやく解消してくれるように
感じたからです。

しばらくは順調でした。
自分の中に隠されている信念や
癒されていない部分を見つけるたび
一生懸命それを癒し
ありのままの自分、
本当の自分に近づこうとしていました。

本当の自分で生きれば
問題が問題ではなくなり
幸せに生きられると教わり、またそのことを
信じていたからです。

ですが、ある時から疑問が出始めました。

癒しても癒しても…
癒すべき自分がなくならない。

なくならないどころか
次から次へと
「癒すべき私」がやってくるように思える。

そしてね、思ったんです。

「きりがない……」

私はいつまでこうやって山登りし続けるんだろう。
癒して問題がなくなったはずなのに
さらにパワーアップした問題がやってくるように
感じるのはなぜなんだろう?

先生に聞くと
「ステージアップするからだ。
ステージアップするごとに、それに見合った
人生の課題がやってくる」
と返答されました。


なんなん!? それ?


「ステージアップとかいらんし。
そんなん
癒しても癒しても、
乗り越える壁も大きくなっていくだけやん!?
アホらし!!」

私は、それまで
いつか「癒すべき自分」がなくなるだろうと
本気で考え
だから心理学を学び続けていたのですが

「癒すべき自分」は
なくなるどころか
更に大きな課題を抱えてやってくるというのです。

そこでやっと
ああ、違うのに…
と思いました。

私は、問題から解放されて
人生を思い切り生きたかったのに
これでは
「私を癒すために毎日があって、それが目的に
なっている」

どんなに私を癒しても
「癒すべき私はなくならない」と
この時強く思いました。

その少し前から
非二元のことは聞いていたし
少しずつ情報が入ってきてはいたのですが、
この気づきがきっかけで
本格的に非二元探求がはじまっていったんですよね。

そして
今は思います。

そもそも
癒すべき私など
最初から存在していなかった…

というより
心理学を使って見ていく、目をつけていくポイントを
間違っていたんですね。

だからもちろん、
心理学が悪いのでもありません。

取り扱いを間違えて、拗らせていたんだと
ようやくわかりました。

それくらい
自我システムというのは
何もかも自我の都合のいいように扱って
利用していく。

それが、スピリチュアルや非二元探求を経てきた私の
今の感想です。

だからね
生きづらさを解消するために
スピにハマってる人、あらゆる心理セラピーなんかに
夢中な人を見かけると
つい、声をかけたくなってしまうのかもしれません。

それ、ずっと続けるんですか?
取り扱いはそれであってますか?
って。

夢わたのセッション達

「夢みる私じゃいられない」スタエフ♪

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