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チベットサポート2023-2

NPOクリカより4年ぶりのカトマンズご報告-2〜
いつもチベットサポート活動をご支援くださるみなさま、心からありがとうございます。先日、4年ぶりのカトマンズ弾丸訪問から戻りました。そのリポートの第2弾です。

支援先のチベット人学校、マナサロワール・アカデミーを尋ねると、クリカで支援している子供たちが、それぞれ白いカタを手に校舎の前庭で迎えてくれました。「カタ」は、チベット文化圏で用いられる白い布で、相手に感謝や敬意を表したりする時に使われる特別なものです。高僧に捧げたり祝福をいただいたりする際にも使われます。

校長先生方(この学校は2人の女性校長が運営しています)から指導されたのでしょう、どの子もカタを2枚ずつ持って、私たちそれぞれにかけようと待ち構えています。大きな子たちは慣れた面持ちで。小さな子たちは先生に助けてもらいながら。

写真の中で、チベットの民族衣装を着たりメイクアップしている子がいるのは、この後私たちのためにパフォーマンスを披露する準備です(このお話は次のポストで)。直接会うのは4年ぶりですから、あんなに小さかった子達が今日はダンスや歌を披露してくれるの?!とビックリでした。

校門を開けると子供達がカタを手に私たちを待っていてくれました!
中には早朝の天真体道クラスから参加していた子達も。
今年初めて会う、1番のおちびさん。
大きな子たちはカタを扱う所作がきれい。
 校長先生が「こうやって両方の手でかけるのよ〜」とおちびさんに教えています。
子供たちからカタをかけてもらってグルグル巻きです。
里親さまたちのかわりに、受け取らせていただきます。
改めてご挨拶。
画面右端の人差し指は、校長先生のものです。
いつも子供達をしっかり指導。
前列右から6人目までのチビッ子たちとは、今年初めて直接会いました。
これから成長を見守るのが楽しみです。
里親さまたちからお預かりした、子供達それぞれへのプレゼントは、ホテルで荷を解き、日本から持参した袋に、子供達と里親さまのお名前を書いて、この状態にセットしておきます。
プレゼントを間違えないためと、子供達がプレゼントを下校の時に持って帰りやすいように。

これにプラスして、藤田麻理さんから贈呈の絵本や、学校への文具、パフォーマンスしてくれる子どもたちに、小さなお礼のおやつなどを用意しておきました。

カトマンズは道が凸凹なので、カートもキャリーも使えません。どうやって運ぼうか?
私たち二人でも、気合を入れれば、なんとかホテルから学校まで背負って行けるかな〜という量。しかし、木村悟郎さんが車に乗っけて運ぶのを手伝ってくれました。絵本もあったので本当に大助かりでした。ありがとうございました。
里親さまたちからのプレゼントを手にしてニコニコの子供たち!
マナサロワール・アカデミーの二人の校長先生と、カトマンズ在住の道友、木村悟郎さんと共に。

実はこの日はネパールの光のお祭り「ティハール」明けで、この前日まで学校は約1週間のお休みでした(ティハールの日程はネパールのビクラム暦により毎年違う)。先生方も子どもたちも、お休み明けにもかかわらず、ありがとうございました。

⭐️NPOクリカ

〜3へつづく〜

サポートに感謝いたします! 提唱者のホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻が伝えた「平和の暦」としての本来の『13の月の暦』の普及活動と、NPOクリカとして行っているチベット・サポート活動に活用させていただきます。