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金剛山の一言主大神

世界規模のショック・ドクトリンとも見做せる新型コロナの機会を使って政治パフォーマンスを続けた知事の影響もあって、長らく開催できなかった大阪での13の月の暦クラスを、4年ぶりにチャクラさんで開催する事が出来た。

関西での出張クラス時は、可能な限り1泊して、日本の歴史を多次元的に探求するミニトリップを続けていた事を思い出し、今回も、クラス翌日のKIN179(10・嵐)を1日空けておく事だけ早めに決めていたものの、行ってみたい場所が具体的にあった訳ではなかった。

少し前にエジプト学者河江先生のYouTubeで見た仁徳天皇陵をぼんやりイメージしていたが、猛暑の中、巨大な陵を拝して歩き回る気にもなれず、結局、前日の夜になるまで何も決めずにいた。大阪に行ってからサインを受け取るケースもしばしばあったので別に焦ってはいなかったが、ピンと来る何かが無いと心は動かないものである。

Lのおかげでその開催を知った「点火祭」で、ユルい雰囲気の素晴らしい花火を地元で堪能した後、ふと閃いて「関西 涼しい 山」でググってみた。その中で「【関西】日帰りで行ける! おすすめの避暑地13選」というサイトが目に留まり(13に導かれ)、2番目に出て来た「金剛山」「葛木神社」に引き付けられた。

割と気軽に登山が楽しめる涼しい山で、神社もあるとなれば、酷暑の夏に訪れてみる場所としては申し分のない条件だ。しかも、ご祭神を調べてみると「葛木一言主大神」という聞き覚えの無い神様。とりあえずWikiに頼ってみたら、冒頭、以下のように解説されていた。

”『古事記』(712年)の下つ巻に登場するのが初出である。460年(雄略天皇4年)、雄略天皇が葛城山へ鹿狩りをしに行ったとき、紅紐の付いた青摺の衣を着た、天皇一行と全く同じ恰好の一行が向かいの尾根を歩いているのを見つけた。”

『古事記』に登場する神であっただけでなく、「青摺の衣」とは「青い嵐の日」に訪れるのにぴったりな条件、しかも、「全く同じ格好の一行」と出くわすとは何とも興味深い話ではないか。「白い鏡」の日に行う暦クラスをきっかけに訪れる事ともシンクロを感じる。

現在執筆中の新刊では『古事記』との関係についても触れたいので、参考に手にいれた『現代語 古事記』(竹田恒泰著)の目次を開くと「下つ巻」に第21代雄略天皇とあった。そこで、大体の感覚でページをパッと開くと、いきなりそこに「一言主大神」というタイトル!

スタンド「キングフィッシャー」が発動したのを感じつつ、キターッ!となった。何しろ「下つ巻」は、その始まりの第16代仁徳天皇の項以外は殆ど読んでいなかったので、「一言主大神」という節タイトルがある事すら知らなかったのだ。それが1ページの狂いもなく一撃で出て来たのだから、これはもう「葛木神社を参拝せよ」というお告げを受けたに等しかった。

その先にもう一つ驚きの発見があった。金剛山の住所として先の紹介サイトには「大阪府南河内郡千早赤阪村千早」と出ていたのだが、私は「千早赤阪」という地名に聞き覚えがあった。

河口慧海の足跡を追い続けている冒険家で、2020年には第25回植村直己冒険賞受賞も受賞した稲葉香さんが、その付近に活動拠点を作ったというのを思い出したのだ。

トンガ大噴火からぴったり260日後に当たっていた2022年10月2日(KIN137)に、東京のチベットレストラン「タシデレ」で行われた『西ネパール ヒマラヤ最奥の地を歩く』の出版記念講演会時に知ったか、その本のどこかに書いてあったのではないかと思う。

私にとっては、この記憶の想起も「お告げ」だと思えた。なぜなら、金剛山に登ろうとしているKIN179(10・嵐)は、河口慧海の誕生キンだからだ。

かつてLがまとめてくれた【「青い嵐」の冒険者たち】にある通り、KIN179には美術家・利根山光人、エジプト学者・吉村作治などがいるが、当然、河口慧海の事も思い浮かんでいたので、関西でゆかりの地でもあれば訪れてみようと思っていたが、思い当たる場所がなかったので、その線での探索は選択肢から除かれていたのだ。

その上で、全く別な角度から河口慧海探求者の稲葉さんが思い浮かんだこと、そして、そもそも稲葉さんとの縁は、10年以上前にチャクラでお会いしたのがきっかけだった事にも気づかされて、これら全てのプロセスが「お告げ」として私の心に届いたのだった。

その後、第21代雄略天皇からの数字遊びが始まり、連鎖的に気づきが加速してしまい、結局、殆ど眠れないまま夜が明けてしまった。それについて書き始めるとまた長くなってしまうので今回はここまでにしておくが、その気づきの中にはツォルキンに関する新しい法則の発見も含まれているので、なるべくホットな内に「時のからだ研究ノート」にまとめてみたいと思っている。(D)

磁気の月6日  10・嵐(KIN179)

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