偉人の言葉から学ぶゲームデザイン No.01|『超訳ニーチェの言葉』より

快感とか不快感は、何かが自分に与えてくるものだとわたしたちは思い込んでいる。けれども実際には、自分の考え方が動かしているものなのだ。たとえば、何かをしたあとでわたしたちは「ああしなかったら、うまくいったのに」と不快感を覚える。逆に、「こうやったから結果が最上になった」と快感を覚える。こういうふうに思えるのは、自分はやり方についてどちらの選択もできたと考えているからだ。

超訳ニーチェの言葉 No.72より

「自分はやり方についてどちらの選択もできたと考えているから」こそ、快感とか不快感を感じるという部分は、ゲームデザインでも重要なポイントです。プレイヤーは自分自身で判断して、その結果がフィードバックされるからこそ納得感をもって楽しめるのです。

ゲーム制作に慣れていない方は、特にマルチエンディングに注意してください。プレイヤーの知らない間に選択をつみ重ねたことにされて、最終結果だけ押しつけられるものはリピートプレイに繋がりません。


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