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誹謗中傷には嘘と遊び、そしてヘイトスピーチが必ずある

ネットでの誹謗中傷が頻繁に起こり最悪取り返しのつかない事態にまで発展することも珍しく無くなった現代においてニュースとかで「正義の暴走」として誹謗中傷は間違った正義感から生まれるなどと言われる風潮がありますが先に結論を申し上げるなら間違った正義など存在せず悪意が正義と偽って蔓延ることが頻繁に起こっているといっても過言ではありません。
ネットの誹謗中傷において批判との境界線について明確じゃないと思われる人も少なくないと思いますがそれ故に本当は悪意でしかないことを事実誤認によって「正義の暴走」と声高に語られ、本当の意味での批判が悪しきものとして認識されてしまうのは誹謗中傷との戦いにおいてマイナスにしかならず、既に不正への批判を黙殺する手段として「正義の暴走」が免罪符に使われています。
なのでこの記事では実例も含めて誹謗中傷の特徴を知ってもらい誹謗中傷には必ず嘘、遊び、ヘイトスピーチが存在していることをしっかり覚えて誹謗中傷と批判の区別を付けて悪意に誤魔化されないように願うばかりです。

批判に嘘は要らない

誹謗中傷の言い訳で「正当な批判をしているだけ」という言い訳がありますが誹謗中傷は根拠のない悪口を言いふらして他人を傷つける行為であるのでデマや虚偽など事実に反する内容であるなら確実に誹謗中傷だと断定出来ます。
そもそもの話になりますが不正行為などで批判する場合は理由となった不正の証拠やデータなど突き付ける、相応の根拠を示すなどをすれば良いので嘘を付く必要性が全くありません。
逆に言えば提示できる批判材料が無いからこそ批判と称して誹謗中傷に勤しむ人たちはデマや虚偽の情報によってあれこれと捏造して無から事件を生み出そうとするわけです。
なので批判内容に嘘が無いかどうかを対立する双方の主張を比較する、提示された情報元がどのような状態なのかを調べるなどをして誹謗中傷であるかどうかを見極めることは重要であり誹謗中傷を止める為に何らかの活動をするなら基本中の基本と言っても過言ではありません。

【補足】
誹謗中傷と混同されやすいので一応触れますが調査をしても間違った情報を流してしまう「誤報」もありこちらは間違いが起こってしまう何らかの要因があってのことなのでこの場合は故意で事実に反する情報によって相手を傷付ける誹謗中傷と混同しないように注意しましょう(誤報も起きない方が良いのは当然ですが)

批判する人は遊ばない、楽しまない

起きた悪い事に対して批判する人は状況の改善を望んでいるわけであり現状に不快を感じている、安心出来ないなどの理由でから起こす行為であり問題に対して真剣に考え、取り組む状態になっているからこそ批判という行為をする人が自分が楽しいと感じる為に批判していることで遊ぶという感性なんて持ち合わせていません。
なので批判と称して遊び、それを楽しむなんて論外なことをしている人は漏れなく誹謗中傷に勤しむ人物と断定して良いです。
というのも誹謗中傷はストレス解消などの快楽の為に行われる非道であるわけですから事件が起きた際に批判だと言い訳している相手のこれまでの発言から「遊び」「楽しい」などの言葉が出ようものならその人物は間違いなく誹謗中傷で加害の意思があります。
改善する為に行う批判には苦難しかないので楽しくないのです。

ヘイトスピーチは非灘じゃない

容姿を馬鹿にする、障害を侮辱する、動物を下等な生き物としたうえで揶揄するなどは卑劣な悪口以外の何物でもありません。
対象が起こした行動に対する評価と一切無関係なことで不快な表現を撒き散らして攻撃しているわけですから嘘、遊び同様に批判を言い訳にするには無理がありすぎます。
正直な話、これは解説不要なごく当たり前な話なのですが誹謗中傷に勤しむ人は自分の非を認めない性質なのか明確なヘイトスピーチをしておきながら誹謗中傷じゃないと言い訳することも少なくないです。
酷い場合は妄想呼ばわりまでされますので私は受けたヘイトスピーチはしっかり証拠を残して保存するように心掛け、相手の言い訳を何時でも潰せるように常に用心しております。

誹謗中傷の実例

次は実際に起きたケースを元に誹謗中傷の解説をしていきます。
先ずはこちらのツイートをご覧下さい。

「全部嘘だと知りつつ」その偽情報を大袈裟に拡散する事を「楽しむ秘訣」と堂々と発言されていますがこれは明確に嘘と遊びの意思があるので完全に誹謗中傷ですね。
まず嘘と知っているのに拡散するのは故意に相手を貶める行為なので名誉棄損で訴えられてもおかしくないです。
そして嘘を広める事を楽しんでいるわけですから起こした行為による正当な理由も存在しないでしょう。
しかも全責任を別人物が持つとして責任転換までしているのでかなり悪質と言えるでしょう。

次に見せるのは散々不毛な堂々巡りで私に付きまとった挙句にヘイトスピーチをした実例です。
「猿頭」と猿が知能が低いという前提で私に対して差別的な用語で侮辱しているわけです。
これに問題提起の要素なんて皆無ですし動物を使った侮辱は動物に対しても無礼で何なら本来学習能力の高い動物でもある猿の評判を貶める情報を流しているとも言えますね。

今度は二つ立て続けにお見せしますがこのケースの場合まず自分たちの主張に自身があるなら工作は不要です、支持を募るだけで良いです。
当の本人は相手側が先に工作したのを理由にしていますがそれが事実なら工作したという証拠を出して相手側を批判すれば良いだけなので見苦しい言い訳ですね。
しかも本性は「ネットの玩具なんで顔真っ青にしてやりたいなぁー」なので個々でも誹謗中傷の特徴である遊びが見えますね。
そして最後の方では自身が人格を中傷されたとしていますが被害者を装うことも誹謗中傷の加害者が良くやる手口なので注意して下さい。

誹謗中傷の手口は常に巧妙化している

今回の記事でお伝えした事は誹謗中傷の中でも初歩的なことでありこの程度の見分け方すら出来ないのであれば余計な義憤に駆られず如何なる争いごとにも関与せずに大人しくすべきでしょう。
誹謗中傷には扇動の側面もあり早い話が扇動に引っ掛かるような人が余計な介入をすれば被害者への追い打ちにしかならないからです(なので私も事件に介入する際は事前に状況を把握する)
誹謗中傷を始めとするネットでの攻撃は段々と手口が巧妙化しており今後は加害性を隠匿しつつターゲットにダメージを与えたり被害者を加害者に仕立て上げるなどの偽装工作にも注意を払わないといけません。
一例としてこちらの記事に書かれた事例について触れます。

こちらの記事で紹介された手口によれば加害者が善良な質問者を装うことで出来るだけ被害者に悟られないように加害行為をするもので記事の作者も申しておりますが行動に出るタイミングを間違うと喧嘩両成敗になってしまうので非常に対応が面倒です。
最近の誹謗中傷には嘘、遊び、ヘイトスピーチを隠すための隠蔽性にも磨きが掛かっているので誹謗中傷の判別には細心の注意が必要でありだからこそ誹謗中傷の本来の意味を理解したうえでこの記事でお伝えした初歩的な見分け方である相手側の言動に嘘、遊び、ヘイトスピーチが忍ばされているのかどうかの見極めて本当の悪意を見つけ、それを暴き、加害者に主導権を握らせないようにすることが非常に重要なのです。

この記事を読んでくれた皆さまも誹謗中傷に「正義の暴走」は存在せずあるのは嘘で塗り固めた悪意の塊だということをしっかり認識して誹謗中傷に遭遇した際にはコーティングを剥がして中に隠された悪意を見つけるようにしましょう。

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