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【子育てに自信がない人へ】あなたにしか出来ないことがある


「あなたは子どもを甘やかしすぎよ」
「こんなことも知らないで子育てしてたの」

教育や子育てについてマウンティングをしかけてくる人は多い。
あれは、なんなのだろう…
あの人たちって、変に自信をもっていたり、持論があったりするんですよね。
日本では、みんなが教育を受けられるためでしょうか。


すでに子育てを終えて、

「自分は子育てについて分かっている。でもあんたは、これからでしょ」

みたいな感じで、ありがたーいアドバイスをネチネチしてくださるんですよねぇ。

でも、余計なお世話だし、ほんとストレスですよね(笑)

困ったことに、アドバイスしている本人たちはまったく気づいていないことが多い…

だから歯止めがきかないし、

「もうけっこうです」

と、きっぱり断るのも怖いし、なかなか難しい問題だなぁと、思っています。


自分の子どものことは自分が一番分かっている

でも、よく考えてください。

自分の子どものことなんだから、自分が一番分かっていると思いませんか?

その人たちの言っているやり方って、あくまでその人たちの子どもの場合ですよね。

それを押し付けられたって、困っちゃうんですよね。


全員に共通する最高の子育て法なんて存在しない


大人であれ子どもであれ、人間は個性がありますよね。
まったく同じ人間なんていません。

たとえば、教科で考えてもそうです。
国語が得意な人、数学が得意な人、理科が得意な人など、それぞれありますね。
嫌いなものまで含めたら、すべてが一致する人なんて、なかなかいません。

なぜなら脳の機能に差があるからです。

子育てや教育も同じです。
すべての子どもに効果的な子育て法、教育法なんて存在しません。

保護者やまわりの大人が、目の前の子どもに合わせて、「もっとも適切な方法」を考えるしかないのです。


たとえば…

【自分で動く子どもに育てるために「待つ」】

という方法があります。

「大人が口うるさく言うと、子どもは思考停止してしまって、自分で動かなくなる」

という前提のもと考えられた方法です。
実際に私も使っていた方法で、それなりに効果を確認することができました。

しかし、すべての子どもが、それで自分で動くようになるとは限らないんですよね。
私の学級では、「一緒に行う」などの支援が必要な子もいました。

このように、子どもに合わせて最適な方法を考えなきゃいけません。

と、考えるとですよ。

マウンティングしてくる人に臆する必要は、まったくないんです!

だって、あなたの子どものことは、あなたが一番分かっているんだから。

あなたの子どもにとって最適な方法は、あなたにしか分からない!

と言っても過言ではないでしょう。


自分の子育てに自信がない


「そうはいっても、自分の子育てに自信がない…」

その気持ち、わかります。


私も、教師になりたてのころは、暗中模索の毎日でした。
教育書片手に、夜中3時まで仕事していたことを覚えています。

自信がないときは、知り合いの意見を参考にするのも一つですが、ほかの方法もあります。

それは、「科学的根拠のある方法」をとることです。

「科学的根拠のある方法」とは、実験をして、より多くの子どもたちに効果が見られた方法です。
実験といっても、人体実験のような恐ろしい感じではないので、安心してください(笑)

子どもは1人1人違うからこそ、いま必要なのは科学的根拠だ。(・・・)どこかの誰かの成功体験や主観にもとづく逸話ではなく、科学的根拠にもとづく教育を。(『「学力」の経済学』中室牧子)

私がこれまで学んできたことや実践してきたことをまとめた記事もあります。


もしよかったら、のぞいてみてください。


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