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薪棚をつくろう
今夏、祭りの運営をやっていたらめちゃくちゃ忙しくて、しばらく家も離れていた。
その間、作物のほうは夏野菜がちょっと採れたらしい。
帰ってきてから、建築のほうに気が向いたので、ずっと課題だった薪棚を冬に向けてつくることにした。
私が住んでいる家は暖房を薪ストーブにしたので、薪がないと凍り死んでしまう。
薪はものすごくたくさん使うため溜めこんであるが、これがめちゃくちゃ邪魔。濡れてはならないので、軒下、床下、道具置き場が薪でいっぱいなのである。
いずれは小屋をつくりたいのだが、建築スキルは皆無なので、とりあえず練習がてら軒下に立体的に薪を収納するための棚をつくる。
設計
設計はだいたいの構造と長さだけ決め、細かい部分はつくりながら適当に考えた。
つくり方の正解がわからないので素人設計だが、とりあえず頑丈そうだ。
つくりはシンプルで、2枚の四角い枠を前後につなげ、その内部に3段の棚板をつけたもの。雨よけに申し訳程度の屋根もつけた。
設置する軒下のスペースに合わせ、高さは約180cm、横幅は約80cm。
建材には、うちで取り壊した腐りかけのウッドデッキ材を再利用する。ところどころ腐ってるけど、太いのならまだ丈夫だし、つくるのは薪棚だし、まあいいだろう。
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工程
しっかりめの材(約4.5×10cm)を使って、まず、四角い枠を2つつくる。ビスは75mmコーススレッドを使った。
その枠の棚にしたい位置に、同じ材を水平に取り付けた。
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枠が平行四辺形に歪んで崩れないよう、直角の金属プレートをすべての角に取り付けた。どれくらい効果があるかは知らない。
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そうしたら2つの枠を並べ、内側に角材を渡して取り付けた。
また、接地する下の面は腐りにくいよう、3本の足を取り付けて浮かせた。
これで2つの枠は一体になった。
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雨が降って写真が汚い
次に、設置する場所の軒が少し浅くて薪に雨がかかりそうなので、簡易的な屋根をつけることにした。
斜め切りでつくる三角の材が必要だけど面倒だし技術がないので、大工さんにもらった端材の、丸太の背板を使ってみた。
一部をかんなで削って平面にし、そこにやはり大工さんからもらったレッドシダー(屋根材)の廃材を釘で打ちつけた。
これを棚の一番上にのせて固定した。
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あとは、薄めの材で棚板を張っておわり。通気乾燥のため、すのこ状に。
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完成
そして完成した!
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工作やDIYはほぼ経験なく、つくった中では一番大物なので、満足感を得た。だらだらと3日くらいかけてつくった。
薪を詰めてみた。
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なかなかいい感じである。
困っていた薪はけっこう収納できたが、この棚にある量で真冬の一週間ぶんくらいか。
まだ薪はあるけど、今年の冬を乗り越えられるか心配になる。
はやく家がつくれるようになりたい。先は遠い。
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