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垣の恋煩い。

この1か月ほど、気持ちが落ち着かなくて、なかなかnoteも書けなかった。
というのも、気になる男性ができてしまったのだ。
その人は、同じ職場の違う部署の人で、たぶん、年は私よりも5歳から10歳位下。
はっきり何か言われたわけではないのだが、もしかしたら私に気があるのかしら?なんて思えなくもない、そんな素振りを何回かされたのである。
それまでは、私は彼のことは、恋愛感情としては何とも、本当に何とも思っていなかった。

(実は、一度は、このnoteにその一連の素振りの詳細を書いてみたのだが、あまりにリアルに描きすぎて特定される可能性も出てきたため、ばっさり削除した。)

それ以降、直接、彼とやり取りする機会はないのだが、もう彼のことが気になってしょうがない。
もう私、彼のこと好きになってしまったかもと思う。
もともと仕事面では好感を持っていたわけだし、物腰柔らかでコミュニケーションは上手で、話すと楽しいし、身長はたぶん175cm位、中肉中背、ツーブロックにウェリントンのメガネとか、外見に嫌いな要素1つもなしだし、そもそも私は年下の男性は大好物だ。
そんな人に好かれてる可能性があるの?
うっそ、まじで?
もう、とにかくやばい。
ふふふふふ。
浮かれすぎている。
この年にもなってこんなことになろうとは。
毎日、仕事するのが楽しい。
彼がオフラインになってれば、今日は出張してるのかなとか、毎日、彼がどうしてるのかすごい気になる。
もはやストーカーなんじゃないかっていう。
彼のことをもっと知りたいけど、知りたくないことは知りたくない。
彼の身の回りのこと、例えば、結婚してるとかしてないとか、彼女がいそうとか、他の女の人にも同じようなことを言って接してるのではないかとか、誰かに聞けばわかりそうだが、それはイコール私が彼に気があることが周りの人にバレてしまうからできないし、知らない方がよいこともあるかもしれない。
それから、私の方から彼に連絡する機会は仕事上は今のところはないし、用もないのに連絡できない。
同じ部署の他の人が、彼と何かやり取りしていることがあれば、彼の様子がどうだったかそれとなく聞いてみたり、私から連絡できるチャンスがないか探したり。
中学生か!
あぁ、もやもやする~~~~~~!

それに、これ以上、自分の体形が崩れるのもいかがなものよと、身体が勝手に間食のおやつを欲しなくなる。
これは恋煩いなのか、食欲は減って、前ほどたくさんご飯を食べられない。
く、苦しい…、でも何だか楽しい。
久しぶりに来た、この感覚!!!

でも、ちょっと待て。
落ち着け、自分。
一旦、冷静になって考えてみよう。
自分の年齢、容姿、性格、仕事上の立場、どれを取ってみても、今の私が彼に好かれる要素、あんまりないじゃないか。
何を浮かれているのだ。
現実を見よ。
単に、今後の仕事をうまく回してくれと、私にお世辞を述べてみただけなのではないか。
もしくは、ちょっとからかって私を弄んでみただけなのではないか。
何を勘違いしているのだ。
それに、もし仮に彼が本気で好意を持ってたとしても、その先はどうするつもりなのだ。
どうにもならないだろう。
無理だろう。

私は、自分のマリタルステータスを、noteでははっきりさせていないし、これからもするつもりはない。
仮に、私が既婚だとした場合、彼との間で何かあったら社会倫理上の問題になるのかもしれない。
しかし、そういう制約とは裏腹に、心はどんどん惹かれてしまうものなのだ。

舞い上がった私の心は、一旦、地面に着地して、一応は落ち着きを取り戻そうとしているが、今後、また彼と何かやり取りがあったら、気持ちがどう変化していくかわからない。
この年にもなって、こんな風になるとは、まだまだ私も修業が足りぬものである。

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