スキーにまつわるエトセトラ

好きなスポーツとか
趣味とか聞かれたら
ダントツで、スキーかもしれない

雪国住まいではないし
ガチで好きな人ほど
通ったりもしてないんだけど

飽きっぽいわたしが
あいだを開けながらも
長く続けている
数少ないひとつ

運動能力は高い方だと思う
基礎体力も高めだと思う
運動神経がいいかどうかは…微妙

小学生時代はリレー選抜だった
遊びでやってたバドミントン、卓球
中学で部活に入ったソフトボール
どれも悪くないけど抜き出るほどではなくて

スキーのいいところは
個人競技なこと、なのかもしれない

競技としてやってたわけじゃないけど
便宜上、そう表現してみる

相手がいない
敵となりうるのは雪面や天候
あるいは自分自身

ボーリングとか
ゴルフに近いのかな

スキーは滑り出したらはやい

そのスピード感だとか
速度の加減も停止も自分次第なこと

これがもしサーフィンなら
良い波を待たねばならないのだが
（サーファーはスノーボーダー率高い）
雪面はその日のうちにはそんなに変わらないから
こちらのやりようで攻略できたりするのだ

本気で滑走する時の
丁々発止な感じがたまらない

わたしが本領を
存分に発揮できる
場面なのだろう

足裏感覚
膝と股関節
背筋、腹筋
ぜんぶの可動範囲と能力
荷重と抜重のタイミング
コースや速さを調整しても
不意に現れる凸凹に応じる瞬間
思考は出る幕がない

完全に自分に集中する

それこそが
わたしがスキーに
求めているもの
スキーで満たされるもの