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Be a free thinker, 自由思想家たれ(映画『いまを生きる』より)

1989年制作のアメリカの映画、『いまを生きる』より、
常に心に刻んでおきたい台詞をいくつか。


※映画のあらすじ

ロビン・ウィリアムズが主演を務め、名門全寮制学校の型破りな教師と生徒たちの交流と成長を描いたヒューマンドラマ。1959年、アメリカの全寮制学校ウェルトン・アカデミーに、同校のOBである英語教師ジョン・キーティングが赴任してくる。厳格な規律に縛られてきた生徒たちは、キーティングの型破りな授業に戸惑うが、次第に触発され自由な生き方に目覚めていく。

映画.com(https://eiga.com/movie/42487/)


1.Carpe diem

Carpe diem. (今を生きろ)

映画『今を生きる』

先日の映画『パレードへようこそ』にも登場したが、人生は短い。

昔、仕事で世話になった先輩からこう言われたことがある。
「人生は何もしないにはあまりにも長く、何かを成し遂げるにはあまりにも短い。」
なにかの文学作品の言葉と言っていたと思う。

最近自分はこのように考えている。
可能な限り自分をレベルアップさせ、それを次世代に引き継いでゆく。
自分ひとりの人生は短すぎるが、
何世代にも渡れば何かは成し遂げられるだろう。

本映画で登場する台詞「Carpe diem.(今を生きろ)」は
こういった自分自身の考えとは
まったく異なる方向を向いているようだ。
本映画は「自分の人生」を輝かせることに主眼を、
自分は「社会を輝かせる」ということに主眼を置いている。

だが、「Carpe diem.」は大切だ。
遠くばかりを見ていたら、今この瞬間を見逃してしまう。

遠くを見るからこそ、近くに対してより気を配るべきなのだ。


2.多角的な視点

なぜ机の上にいる?
物事を常に異なる側面から見つめるためだよ。

映画『今を生きる』

これは劇中に登場する型破りな英語教師キーティングが、
授業中に突然、教卓の上に立ち、発した言葉である。

机の上に立つこと。
それを「常識から外れたおかしな行為」と片付けてしまうことは簡単である。
しかし本作品は違う。
机の上に立つことを常識から外れた行為であると自覚したうえで、
常識はただの一つの視点に過ぎないことを示している。


Be a free thinker, 自由思想家たれ。



p.s. そのほか印象に残った台詞

大胆さと慎重さは紙一重だ

映画『今を生きる』

人は静かな絶望に生きる

映画『今を生きる』

芸術家たれ、と教えるのは危険だ
自分たちがそうでないと知ったら君を憎むぞ

映画『今を生きる』


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