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校長室に校則変更を訴えに行こう・その2


昨日(2024年3月4日)、
校長室に校則変更を訴えに行こう
と言う記事と書いてから
試してみた。

そこで以下のことを書いて、

  #上智大学  #出口真紀子教授#差別を実感する  社会人や大学生に対する授業を見ました。
 その時 #受講生たち  は「 #小学校の同じクラスの同級生  」を演じさせられます。
 その授業で、  #学校が差別を助長する校則  
を作っていることに気付いた生徒が相当数出ます。
 そして一人が、
「 #校長室に校則変更を訴えに行こう
と言います。
 #賛同者  は一人も出ず、 #言い出した本人も諦め  ます。

ちょっと試してみた。

ある立派なことを言っているかに見える人間に
面会を申し込んだ。
結果は、拒否。

何度目かの敗退である。

何が起きたのか?
ここにメモしておこう。

上の引用はここが肝心なのだ。

 #学校が差別を助長する校則  
を作っていることに気付いた生徒が相当数出ます。

この場合、教室内で、
手を挙げるなどして
賛成の意思表示をするだけだ。

#学校が差別を助長する校則を作っている
ことに対して、

0 この校則は変えるべきだと言う意見が出たり
1 積極的に賛成意見の根拠や理由について話したり、
2 どうやれば解決できるか意見を出し合ったり、
3 その実現の為にどう行動するかを議論したり、
4 その役割分担を決めたり
5 その他
をすり合わせしたわけではない。

偶々その中の一人が、
賛成の意思表示をした者なら
当然、みんなが0を考えるはずで、
それなら、1から5は誰でもやるだろうと結論を出し、

#校長室に校則変更を訴えに行こう
と提案したのである。

別に彼女は
代表になってイニシアティブを取り交渉しようとか、
みんなの評価を得ようとか
考えたわけではないだろう。


しかし、他の
#学校が差別を助長する校則を作っている
ことまでは認識した
A 自分たちはその差別によって利益を受ける側だけど、
  それは正しくないと考える正義感のある賢い人たちや、
B  明らかにそれによって不利益を被っているから
  そんなさバツはない方がいいとと感じる人たちは

X その行動をすることのコストや
Y   その行動の後、起こりうる権力者からの制裁など自らの不利益

α   冷静に計算し、
β  また、漠然と不安を感じ、あるいは恐ることにより

弌 そのクラスの教員や校長に忖度したり
弍 自主規制や自粛すること
を選ぶのだろう。

さらに、厄介なのが

C 良い格好をしたいために賛成したかに見せた者
D 校長や教師など(に留まらすその差別を推進している他の利害関係者)からスパイとして送り込まれた者
E スパイではなかったが、自主的にスパイになることの利益を感じたもの

などもいた可能性がある。


イ 江戸時代には隠密や草が横行し、
   江戸幕府に気に入られなければ滅んだ大名も出た。
ロ 明治維新では、討幕派以外の大名家は滅ぼされたり冷遇された。
ハ 第二次世界大戦前から戦争が終わるまでは
   隣組という監視組織や特攻警察の目を掻い潜らなければ
   自身や家族の破滅に繋がった。

その仕組みで、利益を得たものは
高い地位や大きな利権にありつき、
その仕組みで、不利益を被ったものは
不遇な状態にとどめられ、虐げられ続けている。

生物レベルで、遺伝子に行動様式が刻み込まれていると言っていい。
こんな日本を変えるのは簡単ではない。

しかしこのままでは
日本は100年も経たずに無くなる。

最初の一人目の賛同者が出るまでは
まだ時間がかかるのだろうか?
















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