春、終わってくれ

息子の入学式は行かなかった。
疲労困憊、無理です行きませんと言ったら、そうでしょうねと笑っていた。

仕事の話。数年前に異常に忙しくなり、申し合わせたかのように人がクソほど辞めていった時と同等な異常な忙しさ。仕事中に発狂しそうになったのは初めての経験。やはり、常に甘いものを手の届く範囲に置いておかねば。350缶でいいのでアルコール摂取を許してもらえたらもうちょい頑張れるんだけどと上司に言ったらそれから目を合わせてもらえない。

社内のちょっとしたコンテストで最優秀賞の記念品をいただいた。帰宅して息子に話しながら、その記念品を捨てようとしたら止められた。そういうものはしばらく飾っておくのではないのかと言われたので、なるほどさもありなん、と飾る努力はした。が、どうしても趣味じゃないので２分後に捨てた。コンテストの結果が間違いだったので返せと言われたら私は終わる。息子は、なんとなくママが正しいような気がする…と納得していた。違うぞ。

もともとは夫が履いていて、それを息子が数回履いて、ちいさくなったと放置されていたデニムの刺繍がとても良い。※見出しの写真。
捨てるのももったいないし、かといってメンズは腰回りが小さいからぜったい私が履くのは無理だろうと思ったら履けた。痩せたかもしれん。もっとも、ダイエット４か月めなので、それくらいの実感があってもよい。ただし、180センチ越えの我が家の男子ら。なんだこの足の長さは。折り返すその長さで半ズボンができる。切ない。

気が付くと花見もしないままに桜が散っている。もう今年はそんなことどうでもいい。なんならもう、春、終わってくれ。