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海賊みたいな休日

福岡県西方沖地震から19年。娘の卒園式のその最中だった。
先生方の素晴らしい対応で、場がパニックになることもなく、園児席でしゃがんで、怯えた顔で私を探している娘に大丈夫だからとアイコンタクトを取った。式は中止になり、歩いて帰宅するその道のアスファルトに亀裂が入っていたり、ブロック塀が崩れていたり。
旧暦のひな祭りまで、と飾っていたマルティグラスのひな人形は落ちて割れた。リビングのドアはそれ以来、閉めるのにコツがいる。

自分が何気なく発した言葉が、言葉の意味として適切ではなくて、ああ違うなと思った。毎度のことながら自分の軽率さと、語彙の無さを本当に情けなく思う。思うが、出てしまった言葉はもう取り消すことは出来なくて、どんな言葉だったらしっくりきたのか、しばらく悶々と考えた。余計わるくなったので訂正はしないことにした。

さて4月からの業務よ。「大変になるけど」という前置きで聞かされたその内容は「大変ですね」としか返せないものだった。ここのところの、上役たちの焦った行動はこういうことかと納得。

先日、朝から晩まで飲んで歌っての海賊みたいな休日を過ごした。息子に付き合ってもらったカラオケでは自分が何を歌ったか覚えていない。チョコパフェを食べようとしてぜんぶ床にぶちまけ、自分で掃除したことは覚えている。子が、もうちょっとで父ちゃんを呼ぶところだった、と言っていたがもうちょっととは何がもうちょっとだったのだろう。帰宅すると夫がリビングにいた。「迎えにいくことになるかもしれないと思って待機していた」そうだ。全方位のサポートが完璧。

果たして翌日の、ひどい二日酔いとその翌日の胃痛は堪えた。
娘からは「年齢を考えた飲酒をするように」としずかなLINEがきた。
あんなに飲んだのも久しぶり。

夢を見た。
なぜかは忘れたが西城秀樹が号泣していた。

体重は停滞気味。(そうでしょうね

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