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ジャスパー・ジョーンズの生き方

ジャスパー・ジョーンズ(Jasper Johns, 1930- US) (概要) アメリカにおけるネオダダ(廃…

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抽象表現作家のウィレム・デ・クーニングの破天荒な生き方と作品

ウィレム・デ・クーニング(Willem de Kooning) ウィレム・デ・クーニング(Willem de Kooni…

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グスタフ・クリムトとは|ウィーンの芸術をアップデートした「優等生の反撃」について

オーストリア・ウィーンの画家、グスタフ・クリムト。彼の絵に取り憑かれる国内美術ファンは、…

「アカデミー」とは|200年以上も西洋絵画のメインストリームだった美術学校

西洋美術史を語るうえで、やたらと登場するのが「アカデミー」という存在。歴史上の画家たちは…

アウトサイダーアートの周辺:サポート団体とミュージアム

アウトサイダーアートの周辺:サポート団体とミュージアム 1)abcd collection-Paris このab…

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アンリ・ルソーとは|40歳を超えて独学で画家になった天然の才能

画家とは絵に魂を捧げなければいけないのか。血や骨を削って、必死に一枚の絵と向き合う必要が…

ナイジェル・ヴァン・ウィック:現在進行形のアメリカの憂鬱

ナイジェル・ヴァン・ウィック(Nigel Van Wieck,1947- /US-画家) いわゆる美術評論家は、このアーティストを語る時、そのイディオム(idiom/その作家の個性的表現形式、作風)から、大抵の場合は、エドワード・ポッパーに言及するだろう、しかし、違うのだ。彼の捉えたアメリカの瞬間には、漠然としてだが、不穏な感覚が呼び起こされるようだ・・・ 現在進行形のアメリカーナと憂鬱が、そこには見え隠れする。 技法的には、その物語性へは、構成と光と影が影響しているのだろう

オディロン・ルドンとは|「突然変異の幻想的画家」の76年の生涯

オディロン・ルドンの世界は明らかに異様だ。完全にまともではない。草花に眼があったり、クモ…

美貌な彫刻家カミーユ・クローデルの栄誉とロダンの非情な愛

カミーユ・クローデル(カミーユ・クロデル/Camille Claudel、1864 - 1943/フランス-彫刻家) …

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バルビゾン派とは|風景画の基礎を築いた「バルビゾンの七星」の"豊かな心"

「バルビゾン派」をご存知だろうか。断っておくが決してウルトラ怪獣ではない。「ゼットン派?…

ウィリアム・エドモンドソンの神からの彫刻(アウトサイダーアート)

・ウィリアム・エドモンドソンの神からの彫刻(アウトサイダーアート) ウィリアム・エドモン…

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エリック・パーカーのカラフルな抵抗

エリック・パーカ(現代アート)のカラフルな抵抗 エリック・パーカー(Erik Parker,1968- /US…

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(今日の一枚)ジョージ・グロスの風刺画-1927

ジョージ・グロスの風刺画-1927 by Illustrious Society, 1927. - George Grosz(public doma…

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パブロ・ピカソの一生をプレイバック! 世界一作品を作った男の91年

「世界一たくさんの絵を描いた画家」があのピカソであることは意外と知られていない。本名は「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」。念仏か。 ピカソといえば「ゲルニカ」に代表されるキュビズムが有名だ。あの「顔も身体もあべこべになってる」描き方である。しかし彼はもちろん、普通に上手い写実デッサンも描ける。また幻想的な作品も作ってきた