真実の味

コロナウイルスの影響で未だに味覚障害と嗅覚障害に苦しめられている。
主婦でもある私はご飯を作らねばならない。
正直言って味わかんないからテキトーな味付けしかできない。
今までのイメージとか、なんとなくの量で味付けをしている。
（料理本通りなんてもう何年も作ってないからメンドーなのが勝ってしまうのだ）
塩味と甘さは判るので、なるべくしょっぱ過ぎないように作っている。
薄かったら塩なり醤油なり自分でかけてくれって感じ。

さて、この味覚障害、嗅覚障害になってわかったことがある。
あるカレールーは辛くもないしょっぱくもない。
つまり風味で辛くてしょっぱく感じさせているのだ。
スゲー！！
そして無塩ナッツの甘いこと！
アーモンドも甘いしカシューナッツなんてすごく甘い！
くるみは少し苦いような感じがする。
レトルトなど、中にはそんなに塩辛いイメージがないものがすごくしょっぱい物があって…これは高血圧になるじゃないか！と危機感をもったものもあった。
風味に惑わされないので真の甘さとしょっぱさを感じ取っているのだ
ちょっと世界が変わったような感覚で奇妙な気分だ。

柑橘類も甘いのはあまり感じない。
香りも感じないので、汁をすすっているだけだった…
パイナップルは甘かった！
甘さを感じることができた。
何を基準にそうなっているのか分からない。

コロナウイルスよ…お前私の何を攻撃したんだい…
はよ治ってくれんといつもテキトーに作っているご飯がさらにテキトーにしか作れぬではないか…