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獅子は兎を狩るにも全力を尽くす(カレー対決の結果報告)

始まりは、約1か月前のこの出来事からでした。

経緯をこの日のブログから引用してみましょう。

昨夜来島した錬金術師。その正体は、いまから24年前(1999年)パフのインターン生として働いていたウエスギという45歳の男です。
彼は数年前に証券会社を経て独立。現在は北海道に住んでいるのですが、いまでもツキイチ頻度でハナリー島に来ては錬金術師としての仕事をしています。
昨日もはるばる北海道から来島してくれたので、豪華な鍋でもてなしてあげました(もちろん正規料金でw)。
2023/1/25のブログより引用

そう、ウエスギくんはパフの元インターン生。給料ナシで(いまの時代ならブラックインターンと批判されそうな)地べたを這うような“ドブ板営業”の仕事を大学三年生の夏休み期間(約2か月間)ずっとやってもらっていました。

当時パフは創業2年目で、彼のほかにも7~8人のインターン生が働いていましたが、あまりの過酷さにほぼ全員が途中で逃げ出してしまいました。

でも、ウエスギくんは最後の最後まで勤め上げ(売上はゼロ円でしたが😆)卒業後はインターン中に稼げなかったお金を取り戻すために(かどうか知りませんがw)大手証券会社に入社し、多数の同期の中でもトップの成績を収める優秀な証券マンになっていったのでした。

彼は今でもパフと濃い付き合いをしてくれており、年間数百万円の運用益をパフにもたらしてくれています。

そんな彼が、大統領に“カレー作りの戦い”を挑んできたのです。

どういう話の流れでそうなったのか覚えてないのですが、ウエスギは「僕はカレー作りなら誰にも負けません。クギサキさんの作るカレーなんかより断然美味しく作れますよ」と、大統領を挑発してくるではないですか。

そこからウエスギはしばし、いかに自分のカレーが凄いかを説明し続けますが、大統領は「どうせお子ちゃま向けのカレーだろ?俺のは玉ねぎをじっくりと炒めた本格派カレーだよ、比較にならないさ」と相手にしてなかったのですが……。

「じゃあ、勝負しましょう😠。ハナリー島のお客さんに食べてもらって、どっちのカレーが美味しかったかを投票で決めてもらいましょう!」と、大統領はウエスギから挑戦状を叩きつけられてしまいました😮。

売られた喧嘩は買わねばなりません。対決日も決めてしまいました。
2023/1/25のブログより引用

そして昨日がその対戦日だったわけです。

ウエスギくんは前日の夜から営業後のハナリー島にやってきて、深夜までカレーの仕込みに精を出していました。おかげで大統領は深夜タクシーに乗っての朝帰りでした😓

ニンジンを花の形に加工するウエスギくん

大統領も昨日はお昼前からずっと厨房に籠って、調理(主には玉ねぎ炒め)に専念していました。今日のタイトルにもあるように「獅子は兎を狩るにも全力を尽く」していたのです。

秘技、玉ねぎ炒め

ウエスギくんが作ったカレーは1種、大統領は2種、計3種のカレーでの勝負です。「A」「B」「C」のラベルを付けて、誰がどれを作ったかは来島者には伏せています。

誰のカレーが美味しかったかではなく、「どのカレーがどのくらい美味しかったのか」を、A,B,Cそれぞれのカレーに5点満点で採点してもらう方式としました。

採点用紙(色付きの付箋)には寸評も書いてもらっています。

一部公開しちゃいましょう。

Aへの評価
Bへの評価
Cへの評価

評価者には(公正を期すために!)パフの顧問税理士で、企業の不正を監視する役目を持つ公認会計士のタナカさん、それからマイナビの元編集長でありHRリサーチ部長という重責を担うクリタさんにも入っていただきました。ちゃんと正規の参加費をもらったうえで😁

投票箱も用意しました。

さあ、そしていよいよ開票です。

集計作業は厳正を期すために、公認会計士のタナカさんにやってもらいました。

集計結果をじっと見守る参加者たち


さあ、そしてこちら👇が集計結果です!!!

1位 Aのスパイシーチキンカレー(大統領作)
2位 Cの黒カレー(大統領作)
3位 Bのアットホームカレー(ウエスギ作)

ウエスギくんの善戦むなしく、大統領が1位2位を独占しました。

「獅子は兎を狩るにも全力を尽く」したわけですから、まあ、当然と言えば当然の結果ですけどね😏

喜びの記念写真

まあ、とはいえ大統領の勝因はひとえにこちらのカレー粉のおかげです(ヨイショっとw)。

ということで、兎の植杉くん、キミが立派な獅子に成長するまで、大統領はこれからも温かく見守り、そして昔のように時には厳しく指導することにしましょう。でも、日頃の錬金術師としての仕事には感謝してるからね😎

以上、長くなりましたが昨日のカレー対決結果報告でした👏

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