結論、清潔です。
①清潔に保たなければならない厳しい法律がある。
②施設の人がめちゃくちゃ掃除している。
③施設は清潔だが、使う人間が汚い。
①清潔に保たなければならない厳しい法律がある。
温浴施設は、厚生労働省からレジオネラ菌※を始めとした感染症対策について厳しく指導されており、保健所の水質検査に合格できないと営業できないきまりになっています。
※管理の行き届いていない循環浴槽等で増殖する肺炎を引き起こす細菌の一種
従って温浴施設では、温泉を循環させながらろ過・消毒を行い、保健所の水質検査に合格するよう衛生管理を徹底しているところがほとんどです。
ちなみに、『100%源泉掛け流し』の温泉は、循環させながら、ろ過・消毒をしていないところもあります。理由は、たくさんの温泉が湯船に次々と入れ替わるので、消毒等をしなくても綺麗な状態を保てるからです。
国から定められた厳しい法律によって、温浴施設は”清潔”に保たれているのです。
②施設の人がめちゃくちゃ掃除している。
こういった施設の方々の努力を知ると本当に頭が下がります。
ぼくらが普段利用している温浴施設は、こういった施設の方々の弛まぬ努力の賜物によって成り立っているのですね。
③施設は清潔だが、使う人間が汚い。
施設側の方々の努力もむなしく、こういった水爆級に救いようの無い層というのは一定数いる。
ぼくはこの『はすぬま温泉』さんに行ったことはない。
でも、Twitterや公式HPを拝見するに、このはすぬま温泉は、温泉そのものを心から愛し、また、利用するユーザーからもこよなく愛されている施設なのが容易に伝わってくる。きっと、施設側とユーザー側が双方向に好作用して、良い雰囲気が醸成された温かい施設なんだろうな。
だからこそ、こんな馬鹿げたことがこの施設で起きたという厳然たる事実に、施設の方々や施設を愛するユーザーの方々を想うと、不備でならない。
なんとも残酷で、歯がゆい事実だ。